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【元教員の本音】辞めて1年。どんな感じ?

昨年の9月いっぱいで退職し、早いもので教員を辞めてから1年経ちました。本当にあっという間の1年でした。


辞めてから思うこと、本音をここだけにさらけ出したいと思います。

インスタもやってますが・・・

やっぱりインスタってキラキラした世界の
切り取りだなって感じるので・・・

きっと私のアカウントも
そう見えているだろうなって思うので・・・


私の弱い部分、黒い気持ちもさらけ出して
教員を辞めるか迷っている方の参考になれば
嬉しいです。

思ったことそのまま書くので
少し読みにくい部分や矛盾している部分
もしかしたら不安にさせてしまうことも
あるかもしれません。

不安でいっぱいになりそうなときは
そっと閉じてくださいね。



決断がスーパー早かった私

休職から退職まで5か月

育休復帰後のストレスから適応障害を
発症したのが5月頃。

5月~9月まで休職し、そのまま退職しました。


退職の理由は色々ありますが
こんなに早く退職したのは

「学校と繋がっていることがとにかくストレス」

「学校と繋がっている限りこの病気は治らない」

と思ったからです。

そして先生以上に
やりたいことが見つかったからです。

「学校から解放されて、早く自分のやりたいことに全力を注ぎたい!」


そんな強い気持ちがあったので、すぐに退職を決めました。


お金は現実問題

『教員を辞めて、フリーランスとして働く!』

生き生きと自分らしい働き方。
自分にしかない強みを生かして、しっかり稼ぐ。

そんな人たちがインスタの中にはいっぱいいて
「私も努力すればそんなふうになれる!」と
希望いっぱいで、たくさん学びました。


たしかに教員を辞めて


・人間関係のストレス
・膨大な仕事をこなさなければならないストレス
・正解のない教育、でも常に正しさを求められるストレス
・子どもを預かり、学力を上げなければならないというプレッシャー

これらのストレスから解放されたことは、間違いないです。


でもフリーランスになったからといって
悩みがなくなる、というわけではなく
教員の時には悩まなかったことに悩まされます。


・上手くいく人ばかりじゃない。
・すぐに結果が出る人ばかりじゃない。
・収入が全くない月だってある。
・インスタのフォロワー数が伸びない。
・一人でやっていくことの大変さ


そしてお金は現実問題

最近パートも始めて感じましたが
働いた分お金をもらえることが
どれだけありがたいか・・・

そしてお客さんや同僚に
「ありがとう」と言ってもらえること

人との繋がりが、どれだけ心の癒しになるのか・・・


正直、フリーランスは
めちゃめちゃ大変だと思います

任された仕事をやる方が
雇われて守られている方が
安定的にお金が入ってくる方が

楽なんじゃないか・・・?


「先生を続けていれば
 お金の心配はなかったのにな」

          ↑
          ↓

「でも辞めなかったら私の体と心は壊れてた」

とこんな矛盾した考えを
行ったり来たりすることが

時々ですが、あります。

フリーランスとして働かなくても
起業しなくても

『転職』という道を進んでも
良かったんじゃないか・・・

なんですぐに退職を決めたんだろう

とにかく時間を稼いで
できるだけたくさんの選択肢や可能性を
残しておいても良かったんじゃないか・・・


『辞める』と早く決断した時は、
その当時の私が考えに考え抜いて出した
最適解。

でも1年経って正直に思うことは

「もう少しゆっくり決めても
 良かったんじゃない?」
「焦らずに決めても良かったんじゃない?」

すごく後悔している、、、
というわけではありませんが

今、教員を辞めるか迷っている方に
『先生辞めても、大丈夫!』と
100%自信をもって言えるかというと

正直言えないです。

『本気でやれば、みんな叶う!』

そんなキラキラな言葉が飛び交う世の中に
水を差すようで申し訳ないですが

未来のことは何もわからないし
約束できないのに

100%を保証するような言い方は
私はできないです。


じゃあ、どうするのが良かった?

後悔しない道はない

どんな選択をしても、
「あの時こうしていれば良かったのかな・・・」
「この選択は間違っていたのかな・・・」

そんな気持ちが湧き上がることは
自然なことなのかなと思います。

教員を続けていれば、お金のゆとりはあっても

「いつまで家庭のことを
 後回しにすればいいんだろう。」

と悩み続けていたと思います。

もし転職していれば

「この仕事は私に合っているのかな。」
「福利厚生は教員の方が良かったな。」

と、モヤモヤした気持ちを抱えることに
なったかもしれません。


全く後悔しない選択をするというのは
難しいことかもしれない。

どんな選択をしていても

「その時考え抜いた末の、最適解だったんだよな。」と受け止めるしかないように思います。


過去の選択を否定したり、自分自身を否定したりせずに、今自分がやれることをコツコツと、淡々とやっていくしかないのです。


辞めてどうなった?まとめ

とはいえ色々悩みながらも
今ここに、私は生きています。


家族と暮らすことができ、温かいご飯を食べたり
お風呂に入ったりすることができています。

『教員辞めたら、生きていけない』

わけでもないし

『教員辞めたら、超ハッピー!』

なわけでもない。

なので、辞めるか辞めないかの決断は
本当にゆっくり慎重に、でいいと思います。


大切なのは

『心が元気になってから、決める』

ことだと思います。


心が元気になるまでは、できるだけ自分にたくさんの選択肢や可能性を残しておいてあげることを、おすすめします。

心が元気になるまでは、決断を先延ばしにしてもいいんです。

〇 学校で働きたいと思えばいつでも
 働けるくらい、心を元気にしておく

〇 転職するならこんなことしたい!に役立つ
 資格をとっておく

〇 フリーランスとして活動したいなら
  辞める前に下準備をしっかりしておく


心を整えて、自分らしく人生を生きていくために…

教員には休職制度もあります。
自分のために、有効に使っていきたいですね。


最後に・・・

なんでも調べれば出てくる便利な時代で

『教員からフリーランス!』
『教員でも転職できる!』
『教員を辞めて自分らしく!』

というキーワードや
輝いている人が目に入りやすい環境ですが、、、



誰かみたいになる必要はなくて

誰かの成功や幸せ=私の成功、幸せ

じゃないから

成功も幸せも、絶対基準は『私』で。
1つ1つの選択も『私』基準で。

一瞬一瞬の積み重ねで
『今』があり、未来があるから。
『今この瞬間』を大切にしていきます。

(最後は自分自身に向けたメッセージでした🙇‍♀️)


おしまいです。
少し重ための内容だったかもしれません💦

長文に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
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あべ ようこ


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