議論を活性化するファシリテート〜会議の価値を再定義する
弊社の特徴である「議論できる会議」。
事業計画策定、人事評価設計。これらを活かすためには日常の業務に落とし込む必要があります。
計画を完成させる、評価シートをつくるだけでは変容は難しい。
弊社では定例会議を設計し運営することを通して事業計画の実現、評価制度の活用を支援しています。
とは言え、別に「ファシリテーターになろう」「会議をしよう」として今のスタイルを作ったわけではありません。
必要なことと弊社(高見)の強みを掛け合わせたスタイルを探究した結果、会議というツールに行き着いたわけです。
さて、会議ネタ、リモートワーク浸透以降かなり増えたように感じます。
それまでも「会議=無駄」の方程式はあったのでしょうが、リモートワークがメジャーになって以降は、相互コミュニケーションの価値が見直され、いかに有意義な会議をするか?という話題が増えた肌感があります。
最近、弊社サービスをプレゼンする機会があり、改めて弊社のユニークさを突き詰めたところ、会議での事業実現に個性があるのかと感じたことと相まって会議について書いていこうと思った次第です。
会議の価値とは何でしょう?
というのが本日のテーマです。
無駄な時間と思えば無駄な時間になります。
価値ある時間と思えば価値ある時間になります。
誰が?
それぞれです。
また、価値がある、とだけ思い込もうとしても無理があります。
どのような価値なのか?言語化して認識する必要があります。
実は弊社では最近、無料のGoogleから有料の work spaceに移行しました。
有料だからもちろん無料とは違う「価値がある」わけですが、具体的にどのような価値なのかわからないと移行して活用しよう、とならないわけです。
(具体的な価値を認識したから有料プランに移行し、認識した価値を活用しているわけです。)
つまり、ファシリテーターはもちろん、会議に参加する人全員が会議の価値をしっかり、具体的に認識することから有意義な会議が始まります。
(もちろんこれだけで有意義な会議になるわけではありません。弊社ではこの他にも会議の土台整備にリソースを投入することを提案しています。)
会議の価値…
唯一の正解はありません。この答えをまずは議論しましょう!
なのですが、当記事では弊社の考えをシェアいたします。
会議の価値、それは
個の経験や知見を共有し、意見交換し、全体の向上に繋がる時間であること。
その心は…
共有だけなら社内チャットや社内レジュメ共有で済ませることができます。
業務相談もある程度まではチャットを活用したいところです。
(業務相談は本記事とは別テーマですが、端的な理由は、質問は少なくともチャットで言語化できるまでは突き詰めましょう、それが成長になる、もちろんサポートはします!という意見です。)
ましてや、業務進捗確認はITツールを活用しましょう、という考えです。
経験を共有するためには自分の業務を振り返ることになるし、知見を共有するためにはインプットに留まらずアウトプットに取り組むことになります。
わざわざ複数人で時間を合わせて集まる意義は、意見交換することにあります。
そして、全体の向上に繋げること。それは、結論を導くことだけでも正解を得ることだけでもなく、「何らかの向上」です。
また、個の向上ではなく全体の向上です。個の向上は個人の時間や個別の相互コミュニケーションでも可能です。
・共有
・意見交換
・全体の向上
これが弊社の考える会議の価値です。
皆様の会議の価値も是非是非教えてください。
会議の価値が明確になると、どんな会議運営をするのか?アイディアも湧きやすくなります。
ですが、冒頭で書いたように、会議はツールでしかありません。
会議って何のためにあるのか?
会議の目的、についても今後書いていきます。
最後までご覧いただきありがとうございます。