「障害者の希望」と現実。収入に障害年金は含めるの?
30万円だそうです。あくまで私よっこい調べですが…
10万→これくらいならいける
40万→はい、ムリ
って感じかな?
ちなみに僕は、具体的は金額を出されることにコンプレックスと嫌悪感を覚えます。なんせ薄給なもんで…
でも今回は、イメージを掴みやすくするためにどんどん数字を出します。
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…で、このアンケートについて、こんなコメントを頂きました。
皆さん、どうなんでしょう?
僕の病む前の正社員時代でもムリな額ですが…
障害年金2級の年間支給額79万5000円があったら達成できますか?
そこで1つの疑問が生じました。
その月収なり年収なり、
障害年金は収入に含まれているのか?
結果は、仕事中の方だとほぼ半々。
(※最初のアンケートと同様、票数が少ないのは僕の影響力と人望のなさです。お許しを)
収入と年金は別でカウントしている人もいれば、年金も収入のうち、という人もいるようです。療養中の方は貴重な収入源といえそうです。
ちなみに僕は別勘定で考えています。自分で稼いだ収入ではないので…。(解釈の問題です)
「健常者程度の給料」って?
ここでまた気になるアンケート結果を。
こちらは僕と違ってかなり母数が多いので(泣)、参考になるデータといえるでしょう。
「同年代と健常者と同じくらい稼ぐのが目標」という人も時折見かけるんですが…
その"健常者と同等の給料"は、年収300~500万円と、一般的?に思われてるようです。
「給料」ということは、障害年金はおそらくノーカウントと思われます。
これら3つのアンケート結果を見て思ったのが
理想、高くない…?
高い希望を持つのは別に悪いことじゃないし、高ければ高い壁のほうが登った時気持ちいいもんですが…
キツい言い方をすると「夢見すぎじゃないか」とも思います。
頂いたリプライのように、日常生活に支障が出るような状態で、自分で稼げる額とは到底思えません。
理想と現実のギャップで苦しくならないか
そこが気になるところ。
「うつ病/双極性障害/発達障害だけどこれだけ稼いだ!障害者雇用の希望になりたい!」みたいなやつは、僕には自己顕示欲のかたまりにしか見えない。明細をアップするなんてもはや論外。あと障害年金自慢も。
実際希望になっている人もいるようですが、そういう投稿がもれなく炎上してるように、現実に苦しんでいる人たちの感情を逆撫でするような煽りに僕は見えます。
だいたいそうやって炎上する人は、障害年金2級もらってバリバリ働いてます。下手したら一般就労です。俗に言う"ハイスペ"なんかもいます。
はたしてそれは希望ですか…?
最新データ調べました
厚生労働省の「令和5年度障害者雇用実態調査結果」によると、障害別の1カ月あたりの平均賃金(超過勤務手当を除く所定内給与額)は
身体:22万3千円
知的:13万3千円
精神:14万6千円
発達:12万8千円
年収にすると
身体:267万6千円
知的:159万6千円
精神:175万2千円
発達:153万6千円
*国税庁の「令和5年分 民間給与実態統計調査」によると、日本の給与所得者の平均年収は、男性が569万円、女性が316万円です。
また、雇用形態別の平均年収は、正社員が523万円、正社員以外が201万円。
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で、改めて、「この額までなら自分でも頑張れそう!希望になる!」という額は月収30万円でした。単純に×12しても年収360万円です。(男女別は分かりませんが)
夢はでっかく…?