ADHDの持つ「心」という暴君
すべてのADHDがそうだとは言わないけれど、私の中には手間のかかる子どもがいる。
私は今就活中で、履歴書を作ったり印刷するのに時々仕事センターに行っている。(仕事センターでは印刷が20枚まで無料でできる)
ゆうべ履歴書を障害者雇用に特化したサイトのフォーマットで作り直したのでまた新しく印刷しようとしたのだけど、日祝は休みだった。
「ああ、明日とあさっては仕事センター休みか。じゃあ何か勉強とか別のことしよう」と頭では思ったのだけど…
心が「イヤ!気になって他のことなんて出来ない!」と大泣きしだし、私は途方に暮れる羽目になった
大暴れし泣き出す心を前に、頭はなすすべなくその場に立ち尽くし、何も出来ないまま時間は過ぎていった。
そのうち眠気が来て寝てしまい、目が覚めたら落ち着いていたのだけど、私の中の心は毎日こんな調子で言うことを全然聞いてくれない
主導権を握られているのだ。なだめてもすかしても全く効果がないので、正体を見極めることにした
「心」は人格を持ったものというより臓器に近い
心が大暴れするのは、胃や腸が痛みだすのに似てる。言葉は通じない。ただこいつが暴れるのはこいつ自身の認知の歪みがあり、そこを正してやれば多少は付き合いやすくなりそう
「心」が横暴な理由1.心の言うことを聞く力が高すぎる
多分これがもともとの元凶。元凶と言いたくはないけど。
心の主張をよく聞き取れてしまうから、親や教師の指示にうまく従えず否定されていく
私自身、育てにくい子だったことは否定しないのだけど、それを踏まえてもひどい家庭環境だった。このことについてはいつか書くかもしれないし、書かないかもしれない。書いたほうが世のためかもしれないけど、もう、思い出したくはないな。一言でいうと野田小4女児虐待事件の両親とよく似ていた
「心」が横暴な理由2.不適応の経験から、あらゆるものを警戒している
これは、免疫異常と似ていると思う
過去のつらかった経験からあらゆるものに敵意を持ってちょっとしたことで警告を出してくる
私の「頭」には自分の限界を知る能力がないので、「心」の警告は大事だ。しかしそれが本当に必要な警告なのか、わからないでいる。
イメトレで、警告が起きるか確認する
困るのはどういう時に頭と心の不一致が起きるのかわからないことだ
心の警告は重要、しかし警告が起きるパターンを前もって把握しておかないと準備ができない
普通に行けるはずだった仕事、行けると思っていた病院、友達との約束を当日になってブッチする羽目になる
そこで前もってイメトレをし、心が暴れだすか確認してみようと思う
皮膚科行けるかなイメトレ
火曜日は皮膚科だ。10:00に皮膚科の予約を取ってある。
家から病院までは約1時間弱
8:58のバスに乗るために8:30には起床し、柔らかく温かいパジャマを脱いで固くて着心地の悪い外出着に着替え、重いコートを羽織ってマスクが直に肌に接触しないように下にラップをはって上からマスクをつけて家を出る
…ほんとに無理だ
ほんとにほんとに無理っぽい
いつも目覚めるのは9:30前後。8:30無理
え、どうしよう、皮膚科いけない
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