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夏窓祈秋/2022.8月

夏の窓の向こうに
秋の穂を思う
生きとし生けるものの無事を祈る

帰り道、ね、
私そんな感じだったなぁって、思って。

昨日、一緒にお店にいて、
窓とか天井とか加工室とか、眺めながら、

たった今を楽しみながらも
湧き起こってくるこの先への喜びみたいなものが
大和くんにあるなぁ

って、感じてました。
あぁ勝手だねぇ。

夏の盛り、
もう秋も冬も楽しみで仕方なくて。
もしかしたら
いつか一緒にこの窓を楽しめるんじゃないか、
ここで杯を交わせるんじゃないか、
そう願い、感じていて、
それもいいよなぁって思っていて、
そんな店主と仲間たちがつくるお店なんです

って、

「ここで一緒に」
それが叶わずとも、
ここを一緒に味わえるように
この葉書を届けさせて頂きますね

って、

そんな気持ちを込めました。
字数めっちゃ少ないけど、な。
なんか「フツーな感じ」におさまっちゃってるなぁって思うけどな。

で、「葉月」の件は…。

太陽の運行を元に作られている二十四節気としては、
8月のはじめには「立秋」を迎えちゃいます。
なんだか「早!」って感じよね。

「葉月」=八月なのはそうなのだけど、
美しくて本当に大好きなんだけど、

葉月などの和暦月名は、
太陰太陽暦頃に使われていたものじゃんね。
だから、太陰太陽暦=旧暦の「8月」って、
現行の太陽暦にあてはめると「葉月」=九月、
となってしまう。

よかちょろファンの皆様ともなれば、
太陽の運行だけを基準に作られている太陽暦に和暦月名をあてる
よりも、
太陽暦と仲良しである二十四節気にフォーカスするのが素直かも
と、思ったりしています。

(そもそも、明治政府が、グレゴリオ暦への以降の時、季節絡みのことまで思うことができずに、全部いっぺんに統合しちゃったのがアカンかってんで!、とお京は思うわけです。「桃の咲かぬ3月に桃の節句やってどうすんねん!」「梅雨ど真ん中で七夕っていじめかい!」って息巻くお京さんでした。

2022.8

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