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僕の考えた激安2in1ノートパソコン

前回の記事

この記事はOSにこだわりが無くある程度自分で調べて解決できる人向けです。

結論

surfaceとChromiumOS(がベースになったfydeOS)のセットにしました。
中古で4万円のtypecover付きの美品です。surfaceは2020年に出たモデルのsurface go 2です。しかも中古。
色々考えた結果の選択なのでコスパはかなり良いと思っています。元々考えていた予算である4万円前後を満たしていました。

surfaceにした理由

前回の記事で色々とコスパlaptopを探したのだけど、基本的にキーボードが着脱可能なデタッチャブルタイプのものです。理由はタブレット運用もしたかったから。大きめの画面で見開きでkindleで漫画を読んだりなど。

探し始めた当初は安価なChromeOSを探していました。今後数年の利用を考えたスペックとなると8GBのRAM容量がある端末が欲しくなり、そうなると価格帯も6万以上でちょっと予算オーバーでした。

ChromeOSで8GB以上の端末を見ていたら6万円以上の価格帯となり、それだったらもう少しお金を出してとwindowsも視野に入り始め2in1の中華pcを見つけたりで悩んでいました。

CHUWI UBook X とか同じくchuwiのfreebookという通常のノートPCが候補になったけどやっぱりタブレット運用が諦めきれず。

改めて自分の使いたい用途を検討していると、動画閲覧やネットサーフィン。kindleで漫画を読んだり。あとはsteamlinkを使って自宅のメインPCでゲームを動かしたりが目的です。

ChromeOSの記事などを見ていたら、windowsやchromeosを購入したままで使う必要ってなくない?と気が付きました。ローエンドPCに省エネなlinuxなどを入れる選択肢です。

購入したsurface go 2はスペックとしては低めでローエンドな端末です。
cpuは8世代 Intel m3という省電力CPUでメモリは8GBしか積まれていません。
windows 10が出荷状態で入っていて、11にも更新できますが多分このスペックじゃまともに動かせないでしょう。windowsを背負うには力不足だと思っています(実際は不明)。

surfaceは2in1としては歴史もあり優秀な端末です。タッチパネルも内蔵されていて、重量も550gほどとタブレットと比べると若干重いかもしれませんが十分です。前回の記事で調べた中華端末は本体のみで1kgとごろ寝して使うには辛い重量です。 

中古の端末を探していたらたまたまアキバに美品の在庫があり購入に至りました。傷もほとんどなく付属の純正キーボードがきれい。

かなり使用感のない中古だった

この純正キーボードは通常買うと1万円ほどするようです。本体だけの中古が多かったキーボードも付属するけどかなり汚いものが多く、自前で買うとすると本体価格と追加で1万円の投資になりますが、今回はたまたまセットで4万円で売られているものを見つけました。

ChromeOS/ChromeOSFlexという選択肢

ChromeOSは文字通りchromeを使うことを主力にしたOSです。ChromeOSはplay storeからアプリをダウンロードして動かせますが、flexは動かせません。
わかりやすいデメリットとしては、windows用に用意されたソフトなどを起動できないことです。

最初はChromeOSもしくは、ChromeOSflexを入れる予定でした。ただしブラウザのみの運用になるのが気になります。

ChromeOSは公式では提供されていませんが、有志が作った仕組みが存在します。非公式で実際のデバイスからイメージファイルを作成してあなたのマシンに書き込んでつかっちゃおうというものです。

https://github.com/sebanc/brunch

こちらは近しい動きを再現してくれますが、特定の端末に対してメンテされたものではないのでハードウェアの細かい動きが制御できるわけではありません。なので端末によってはタッチパッドが無効化されたりもあります。

chromium osがベースなっていてplay storeが使えるものってあるんじゃねと言う光を探して見つけたのがfydeOSです。

fydeOS

 これはchromiumOSをベースに開発されたOSで、playstoreの利用を可能としています。目的のやつだ!と思い調べているとsurface向けにカスタマイズされたイメージがあるようでした。

fydeOS for You

for you

それがfydeOS for you。あなたの端末に合わせて最適化しましたよ。というイメージです。
さすがMS製のsurfaceといったところで一通りのメンテナンスしてくれているようです。
注意事項としては、for youは有料のプランで、90日のトライアル後は£14.99/yearの費用がかかります。
この記事を書いている時点では2500円ほど。年に一回の支払いでこの体験ができるなら良いかなという気持ちです。

こちらはUSBにimageを焼いてbiosからusbを最初に読み込むように設定し差し込んで起動するだけです。usbからosをお試しで起動することもできました。

一日つかってみて。

不満はないです。chromiumOS固有の不便さがとsurfaceであるがゆえの不具合がありますが。
例えば端末起動時のログインでgoogleアカウントのpasswordが必要だったりします。記憶できない文字列にしているので、毎回スマホでpwを確認して手入力してます。初回起動のときのみなのでそれ以降はスリープ運用なら大丈夫です。
あとタイプカバーを閉じると自動でスリープしてくれますが、復帰時(開いたとき)にキーボードが認識されないのでつけ直しをしたりします。これは手動で電源ボタンてスリープさせたらOK。
あと画面ロックはスリープ動作だけではしてくれないので、能動的にロックさせる操作をする必要があります。

今のところ上記の問題があるくらいで、android appも問題なく動くので快適です。
あとlinuxのsubsystemを入れることができるのでlinux版のsteamを導入できました。いくつかのゲームも起動しました。

タブレットとしての動作も問題なく、ごろ寝しながらkindleで漫画も読めました。kindle端末はもっていましたが、サイズ的に漫画はちょっと見るのが辛かったので見開きで漫画読めるのはめっちゃ体験としてよいです。

4万円で手に入れた端末としてはかなり満足度が高く、モバイルpcとしてかなり優秀であると感じてます。

以上、僕の考えたコスパ環境でした。状態のよいsurfaceやマシンを手に入れるのは運ですが安く良い端末を手に入れてlinux等のフリーのOSを入れるのめっちゃ良いのでおすすめです。

ChromeOS化は調べると結構記事がでてきて、どれも使えなくなった端末をというコンセプトでした。低スペックPCの復活にぜひ試して見てください。

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