【味噌汁と高血圧】その塩分、取り消しさせていただきます⭐︎
こんにちは^ ^
養生ダイエットコンサルタントを目指してお勉強中のあんみです
最近お鍋で美味しく玄米が炊けるようになって
一汁一菜(玄米と具だくさん味噌汁)をますます楽しんでいます♡
ダイエットは食事が8割、運動2割
一汁一菜は養生ダイエットの
ケの日(内臓機能を整える日)の基本のお食事です
とっても地味で映えないお食事ですが(笑)
なんだか、日本人に生まれてよかったな〜と幸せな気持ちにさせてくれます
一方、日本人ならこう思う方も多いはず
「毎食、味噌汁…塩分、大丈夫??」
なぜなら塩分は
日本の国民病と言われる「高血圧」と切っても切れない関係だから
今回は、いただいた質問にお答えしながら
「味噌汁と高血圧」問題を解決したいと思います!
味噌汁を飲むのを迷っています…
今回いただいた質問はこちらです
まず「血圧」「高血圧」ってなんでしょう?
「血圧」とは、血液が動脈を流れる際に血管の内側にかかる圧力のこと
「高血圧」とは、血圧が正常範囲を超えて高く維持されている状態のことを指します
日本人に最も多い病気で、およそ3人に1人が高血圧といわれています
自覚症状がほぼなく進行し、
末期になると脳卒中、心臓病、腎臓病などにつながるため、臨床的には重大な状態です
そんな日本の国民病ともいえる高血圧の1番の
原因が「塩分の取りすぎ」!
Aさんはお塩の種類を気にされていましたね
塩分には
ミネラル成分が含まれる「天然塩」と
ミネラルが取り除かれたナトリウム99%以上の「精製塩」があります
高血圧の原因となるのは「精製塩」、
逆に「天然塩」には血圧を下げる働きがあります
Aさんはこちらをご存知で、「天然塩」でなければ血圧が上がってしまうかも…と、心配されているのでしょう
東洋医学的には「高血圧」は
体が「陽性」に傾いて起こる不調です
ここでちょっとおさらいです⭐︎
東洋医学では、森羅万象を陰陽に分けて考えます
お食事や体質も同様です
お食事の陰陽バランスが偏ると、それに伴った不調が現れます
東洋医学的に見ても、高血圧の方が
味噌汁の塩分を気にされるのはうなずけますね
東洋医学的な「健康な状態」とは
どちらにも偏らない「中庸」の体です
養生ダイエットでも目指すは「中庸」!
それを叶えてくれるお食事の基本が一汁一菜というわけです♡
では、気になる味噌の塩分についてですが、結論から言うと
それどころか、味噌汁は飲み続けると高血圧を予防する効果があることがわかっています
味噌汁は高血圧気味のAさんにこそおすすめ♡
でも不思議ですよね…
なぜ味噌汁は天然塩でなくても大丈夫なのか?
高血圧を予防するのか??
実は、味噌汁にはこんな力がありました!
味噌汁は塩分を取り消しできる
味噌汁は塩分を取り消す力をもっています
体に塩分の影響が出ないようにできるのです
その理由は2つあります
理由①「味噌」が発酵食品だから
味噌は大豆、麹、塩を発酵させてできます
そうしてできた味噌には、1500種類(!)もの成分が含まれていて、その中には
麹由来の腎臓から「食塩を排出する」成分や
大豆由来の「血圧を下げる」成分
などがあることがわかっています
「味噌の医者殺し」と言われるほど、お味噌は健康効果の高い食物なのです
理由②野菜と合わせるから
味噌汁は具材に野菜を使用します
その野菜に含まれる「カリウム」が塩分を取り消してくれます
東洋医学的にいうと
味噌の「陽性」を野菜の「陰性」が「中庸」へと近づけてくれるため、バランスをとって取り消してくれるのです
特に養生ダイエットでは野菜たっぷりの
具だくさん味噌汁をおすすめしていますので
塩分を取り消す力はものすごいはずです⭐︎
具だくさん味噌汁、優秀です✨✨✨
高血圧から抜け出す!
女性は元々、女性ホルモン「エストロゲン」の働きで血圧が上がりにくく、高血圧になりやすいのは閉経してからです
Aさんは42歳で、閉経にはまだ早いご年齢…
お若いのにどうしても高血圧気味になられたのでしょうか?
東洋医学的視点で「気になる症状」から原因を探り、よりAさんのお体が「中庸=正常な血圧」に近づくためのポイントを見つけていきます⭐︎
Aさんは高血圧と同じく「陽性」の症状の
「冷えのぼせ」がおありです
「冷えのぼせ」は上半身に熱がこもり、下半身が冷えている状態のこと
血液がドロドロの「瘀血」体質の方によく見られます
この血液ドロドロが高血圧の元!
瘀血の原因は肉、卵、乳製品の陽性食品です
また「冷えのぼせ」は東洋医学的には
「上熱下寒」という、自律神経が乱れて緊張している状態でもあります
Aさんは陽性食品がお好きで、体が緊張している状態かもしれません
「舌の歯型」は、水分の滞りがある「水滞」体質の方や、「甘いもの」が多い方に出る症状です
「甘いもの」とは
スイーツ、果物、スナック菓子、白い穀物、アルコールなど
「甘いもの」は手軽にとれて簡単に体を緩められるため、
Aさんにとっても「甘いもの」が緊張した体をほぐす手軽なリラックス法になっているのかもしれません
高血圧気味のAさんには
まずお肉をお魚に変えて血液ドロドロの元を減らしていただきたい!
血液をサラサラにしてくれる青魚、
甘いものを召し上がったときは貧血予防にじゃこなどの小魚もおすすめです
お肉を控えると、体が緊張しにくくなり「甘いもの」欲も起こりにくくなります
それから
大根、玉ねぎ、生姜などの血液サラサラ食材をたっぷりとりましょう♡
陽性食品は
解毒のため肝臓に負担がかかる食品でもあります
東洋医学的には
肝臓は血液を浄化して、ためておく場所
肝臓が働きづめでは、血液はいつまで経ってもドロドロのままですから
12時間断食でしっかり休めていただきたい♡
水分は肝臓を癒して血液をサラサラにする「はぶ茶」がおすすめです
また、AさんはBMI21.3で普通体重のため、
量をたくさん召し上がるというよりも、「甘いもの」「陽性食品」の"頻度"や"割合"が多いのかもしれません
たくさんお食事を召し上がる方は
瘀血と水滞が合わさって、BMI25以上の方が多い「湿熱」という体質になっていきます
「甘いもの」は依存性があり、頻繁にとりたくなってしまいますし、毎日「お肉」は肝臓に負担がかかります
ケの日(内臓を整える日)=一汁一菜
ハレの日(お食事を楽しむ日)=お肉、甘いもの
を明確にすると、味覚リセットと内臓機能がアップして、より体質改善が進みます♪
まとめ
ということで、
お味噌汁の塩分は血圧を上げないことがわかりました!!
簡単で、美味しくて、栄養も取れて、高血圧予防までしてくれる♡
もう味噌汁を飲まない理由が見当たりません!
Aさんも皆さまもぜひ
おいしい味噌汁ライフをお楽しみくださいませ♡
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