よじままひかる💫

4児の母として育児と実母の在宅介護のダブルケアラー。「家族という近過ぎる他人」との関わ…

よじままひかる💫

4児の母として育児と実母の在宅介護のダブルケアラー。「家族という近過ぎる他人」との関わり方を日々研究。不登校中3長女🍓ADHD疑い中1長男🍓LD疑い小4次女🍓年長三女に加え 🧓認知症母との激動の日々。でも自分のことだって楽しませたい!限られた中で光を見つける為もがき続ける💫

マガジン

  • 【エッセイシリーズ】よじまま家のこどもたち/長男トト編

    よじまま家の長男トトのことを書いたエッセイです。特性を持ったトトとの関わり。父親と野球との関わり。次々に起こる問題に立ち向かいながら現在に至るまでの物語です。

  • 【エッセイシリーズ】よじまま家のこどもたち/長女クラレ編

    よじまま家の長女クラレのことを書いたエッセイです。赤ちゃん時代からのコミュ障、不登校。もがきつつも日々の小さな発見を積み重ねて少しずつ前に進んでいく物語です。

  • 【単発エッセイ】はらぺこあおむし/全3本

    2024年夏。マンションの廊下に落ちていた一匹のあおむし。なぜこんなところに ?そこから物語は始まった。3本完結の単発エッセイ。

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自己紹介(プロフィール)|刷新版【2024.10.5】

はじめまして!💫 4児の母であり、認知症が進んだ実母83歳(要介護1)と2024年3月から同居を始めて在宅介護をスタートさせた、ダブルケアラーの『よじままひかる💫』です。 じつはnoteを始めた3ヶ月前は違う名前だったのですが、紆余曲折ありまして改名し、新たな気持ちと野望を持ってnoteを書いていこうと決意しました! 過去の自己紹介記事はコチラ noteを始めた当初の私は、不登校の長女のケアと認知症の母の介護で、外に働きに出にくい状況だった為、在宅ワークを考えていました

    • 罪状「青虫殺し」バアバ許すまじ・・・!!

      この夏、私は新しい扉を開いた。 ひょんなことから、お世話をすることになった一匹のナミアゲハの青虫。 最初はすぐに死んでしまうだろうと、軽い気持ちでお世話を始めたのだが、お世話をしだすと、どんどんとのめりこんでいってしまった。 詳しくはコチラ あの青虫のフォルムがなんとも可愛らしいのだ。 もう私の胸はキュンキュンしっぱなしだった。 朝起きて一番に青虫の様子をうかがい、元気に葉っぱを食べている様子を見て癒されていた。 そんな青虫くんは、残念ながらサナギになる前に死んでし

      • トト#9:誕生日お出かけ。明らかになる闇の真実

        小学6年生に進級した長男トト。 去年の秋に学校の先生から父親S男に対して注意してもらったことによって、自主練習の強制や体罰はなくなったものと思っていた。 ところが、トトが6年生に進級する前の春休み頃から、再びS男による支配が再開され始めた。 少しずつ、放課後の自主練習は増えていき、S男との夜の練習も再開されていったのだ。 ・・・ 無くなっていた自主練習が再開されただけではなかった。 自主練習に加え、コーチの自宅で行う練習会に週3回、毎週金曜日にはS男とバッティングセン

        • 三女フーのヒラメキ💫

          ようやく涼しくなってきた今日この頃。 でも、猛暑の頃よりも涼しくなった今の方が蚊が活性化している気がする。 気を許して肌を晒して外にでると、瞬く間に2ヶ所3ヶ所と刺されていく。 O型だからか(都市伝説)、なぜか私は昔から蚊に刺されやすい。 家の中に蚊がいると真っ先に餌食になるのは私だ。 昔よりも今の蚊の方が刺された後の痒みや腫れ方がヒドイような気もする。 そして、私の次に刺されやすいのは子ども達で、バアバはスルーされている。(蚊にも血を選ぶ権利がある) 自分が刺

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        • 【エッセイシリーズ】よじまま家のこどもたち/長男トト編
          9本
        • 【エッセイシリーズ】よじまま家のこどもたち/長女クラレ編
          8本
        • 【単発エッセイ】はらぺこあおむし/全3本
          3本

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          クラレ#8:初診。始めての精神科病院へ

          中1から不登校気味で、勉強も全くしていなかったクラレになんとか勉強に興味を持ってもらおうと『イケメンの先生がいる個別指導塾』を探し、奇跡的に近所で見つかった塾に入塾したものの、3ヶ月ともたずに退会。 状況は何も変わることなく、クラレは中学2年生に進級した。 進級して担任が変わることで何かしらの変化を期待していたが、2年生時の担任も「1年の時より悪い。最悪。」と一蹴され、益々学校から足が遠のいていこうとしていた。 そんな時、クラレがふいにつぶやいた「病院に行きたい。普通に

          クラレ#8:初診。始めての精神科病院へ

          トト#8:6年生進級、悪夢は繰り返される

          長男トトが小学校5年生の秋、学校で「野球がしんどくて死にたい」と担任に話したことが発端となり、両親と学校の先生6人での話し合いが行われた。 その話し合いで、トトへの暴力が明らかとなったS男は先生たちから厳重な注意を受けることとなり、結果的にトトへの異常なほどの野球に対するプレッシャーや暴力は無くなった。 ように見えた。 ・・・ トトが小学校6年生にあがる前の春休みに入る頃から、S男は再び動きを開始しだした。 それまではいっさいトトに対して家での野球の練習については何も

          トト#8:6年生進級、悪夢は繰り返される

          クラレ#7:中学2年生へ進級。「普通になりたい」

          クラレは中学2年生になった。 イケメン講師のいる個別指導塾も1年生の3学期が終わる前に辞めてしまい、相変わらず勉強は全くしないので塾の効果も皆無だった。 学年が上がり、担任の先生が変わることで、1年生の時よりもクラレが心を開ける先生にあたるんじゃないかと期待していたが、2年生の担任についての評価も「最悪。1年の時より悪い。キモイ。嫌い。」だった。 そもそも学校に好きな先生が居ないので、しょうがないのだが、新しく赴任してくる先生に期待していたものの、クラレが好きになりそうな

          クラレ#7:中学2年生へ進級。「普通になりたい」

          トト#7:学校での話し合い【後編】

          小学5年生の長男トトが学校で「野球がしんどくて死んだほうがマシ」と担任に話したことで、事実確認の為に学校での話し合いに呼び出された父親(S男)と母親の私。 担任の先生からの質問に対して、自分は無関係だと言わんばかりの回答を話すS男だったが… S男と私からの話を聞き終えたところで、私が小学校で一番信頼している学年主任の先生が口を開いた。 球技スポーツの指導経験を持ち、自身のお子さんにも同じスポーツを教えているという、S男と似た経歴を持つ先生だ。 学年主任はおだやかに、S

          トト#7:学校での話し合い【後編】

          【認知症】同じことを繰り返す親対策。介護者が「楽になる」声かけ法

          私が認知症の母(83歳)と同居するようになってから、半年が経とうとしている。 もう半年・・・だけどまだ半年。 介護はまだまだ始まったばかりだ。 人生で初めて「認知症」と向き合い、まだ半年ではあるが、なかなか濃い半年だった。 認知症がどういったもので、人はどうなってしまうのか、毎日目の当たりにしてきた。 そもそも母に対してあまりいい感情を持っていない私は、認知症が進んでいき、少しずつ壊れていく母を見ても「悲しい」とか「前の状態に戻ってほしい」という感情は少なく、冷静に受け止

          【認知症】同じことを繰り返す親対策。介護者が「楽になる」声かけ法

          クラレ#6:奇跡のイケメン講師塾へ入塾!その結末は...?

          奇跡的にイケメン講師の居る塾が近所に見つかり、運命的なものを感じた為、さっそく入塾の手続きを完了させた。 体験授業も楽しかった様子で、塾に行くことを楽しみにしていたクラレだった。 この塾がクラレの第三の居場所になるかもしれないと期待も膨らんでいた。 そしてイケメン講師の個別指導塾がスタートした。 講師一人に対して生徒が最大3人までの授業で、1コマ100分だ。 中学に入ってからマトモに勉強していないクラレにとっては恐ろしく長い時間なはずである。 それでもクラレは週に1日の通

          クラレ#6:奇跡のイケメン講師塾へ入塾!その結末は...?

          noteの名刺「クリエイター名」にとことんこだわる!

          昨日、名前(クリエイター名)の変更を意気込んで宣言したものの、一晩たって改めて新しい名前を見てみると 『ひかる@4児ママダブルケアラー』って ちょっと分かりにくいんじゃね?? という思いが沸き上がってきた。 新しい名前を考えていた時はとてもいい!と思って採用したが、冷静になってみると ●『ダブルケアラー』って世間的に認知度あったっけ? ●カタカナが並び過ぎてて読みにくいのでは? そんな思いが出てきてしまった。 名前はnoteの名刺代わりであり「顔」だと思うので、

          noteの名刺「クリエイター名」にとことんこだわる!

          自分は何者なのか?

          noteを始めてもうすぐ2ヶ月。 ふと立ち止まって振り返ってみる。 あれ? 最初に思ってた方向と変わってね?? noteを始める時、私は「Webライター」になるつもりだった。 そのつもりで自己紹介も書いた。 でもフタを開けてみれば、2ヶ月近く経とうとしているのに、いっさい「Webライター」として動けていない。稼げていない。 私って全然Webライターじゃなくね!? そして現状を見る限りではこの先もWebライターで稼げる気がしない… そう思うといたたまれなくなり、最初の

          自分は何者なのか?

          妖怪コンセント抜き婆

          我が家には夜な夜な妖怪が出没する。 その名も『妖怪コンセント抜き婆』 コンセント抜き婆は真夜中に家族が寝静まると部屋から出てくる。 そして家じゅうの家電のコンセントを抜きまくるのだ。 「コンセント抜かなきゃ電気代があがる・・・」とブツブツ言いながら家じゅうを歩き回り、目に入る全てのコンセントを抜いていく。 その声に気付いて目が覚めればコンセント抜き婆を魔界(部屋)へ帰すことができるのだが、熟睡していて気付かないことも多々ある。 そんな時は朝起きると、テレビが付かないし

          妖怪コンセント抜き婆

          トト#6:学校での話し合い【前編】

          父親S男から放課後の野球の自主練を監視され、自由に遊ぶ時間もなくなってしまった小学5年生の長男トト。 そんな時、トトが学校で担任に「もうこんな生活が続くなら死んだほうがいいかも・・・」と言ったことが発端となり、父親S男からの厳しすぎる指導や、”しつけ”という名の元に行われる暴力が明るみになったことで、学校側からS男に対して注意喚起を行ってくれることになった。 ただ、いきなりS男を学校に呼びつけて注意だけしても、S男の怒りを買う事となり、トトや私がS男から報復されかねない。

          トト#6:学校での話し合い【前編】

          クラレ#5:塾探し。その結果は・・・

          勉強がどんどん遅れていくことも不登校に拍車をかけていると考えたのと、学校、家以外の居場所に塾がなり得るかもしれないという期待もあって、クラレが気に入りそうなイケメンの先生が居る個別指導塾を探すことにした。 クラレ本人も勉強の遅れのことは見た目以上に気にしていた様子で、塾に通うことは前向きだったことも大きかった。 ただ、問題は自宅が鉄道の駅からも遠く、家の車も平日は使えない為、クラレが自分で通える範囲にある塾の数がそもそも少なく、その中でも個別指導塾はたったの2ヶ所だけだ。

          クラレ#5:塾探し。その結果は・・・

          トト#5:もう死んだほうがいいかも…

          小学5年生になったトトは、父親S男から放課後にやる自主練習をどんどんと増やされていった。 友達と遊びたいトトは自主練習をサボって遊びに行っていたが、S男にバレてしまい、自主練習をする時間になるとS男から電話でチェックされるようになった。 そしてトトは放課後に友達と遊びに行くこともできなくなってしまった。 ・・・ 学校から帰った後、自宅での自主練習をS男(父親)に電話で監視されるようになってから、トトは家でもイライラすることが増えていた。 心配になって声をかけても「大丈

          トト#5:もう死んだほうがいいかも…