書籍のご紹介「僕は明日もお客さまに会いに行く」
最近読んだ「僕は明日もお客さまに会いに行く」という本が「飲食店経営」という観点で共通する点が多々あったのでご紹介しておきます。
外資系生命保険会社でトップセールスマンだった川田修さんの書籍で、成績のばっとしない生命保険会社の営業マンが伝説の営業マンと過ごした31日間の物語です。
想像力を発揮することの重要性が物語形式で書かれています。
「大切なのはお客様に商品を売ることではなく、お客様の問題を解決すること」
そんなメッセージがベースにあります。
そして「聞く力」の重要性も。
飲食店経営においても共通する部分が多々あります。
どんな商売、ビジネスであれ、「お客様の問題を解決する」ことが求められます。
これは「お客様の要望を満たす」とも言い換えることができます。
飲食店であれば、お客様の要望はわかりやすいとも言えます。
主には、
・そこで美味しい食事を楽しみたい
・そこで心地の良い雰囲気を味わいたい
・お酒を飲みながら楽しく会話したい
・友人や恋人や家族と素敵な時間を過ごしたい
等ではないでしょうか。
しかしながら、お客様毎に、また同じお客様でもお店毎に、また同じお客様&同じお店でも利用するタイミングによってお客様がその飲食店に求めるものは異なります。
一方で一番わかりやすいのは料理の種類と味です。
まずはそこがベースになるでしょう。
でも、それだけではないはずです。
お客様は何を求めて自店に来るのでしょうか。
この本を読んで来店される一人一人のお客様に改めて聞いてみたくなりました。