新規のお客様を大切にする
飲食店の経営においては、何度も来ていただいている馴染みのお客様ももちろん大切ですが、新規のお客様を大切にすることはとても大切です。
お客様にとって初めて入るお店は結構不安に思ったりするのです。
・どんなお店かな
・後悔する結果にならないだろうか
・お店の方は歓迎してくれるだろうか
等々、小心者のお客様は一定数いるのです。
もちろん、中にはそんなこと全く気にしないお客様もいるでしょうが、そんなお客様ばかりではないのです。
新規のお客様には、お店としてとても歓迎している姿勢を伝える必要があります。
心温まる接客でも良いですし、丁寧なメニューの説明でも何でも良いですが、「いらっしゃいませ」「お席をご案内します」等の定型的な言葉以外に何かしら声をかけるのが良いでしょう。
「当店は初めてですか」「メニューの見方はわかりますか」とか、何でも良いのです。
歓迎している姿勢が伝われば良いのです。
とても単純なことですが、外食していると自分が歓迎されているかどうかということは結構わかるものなのです。
飲食店経営はお客様あっての商売です。
商売している以上、「歓迎していない」というスタンスはありえないはずですが、無意識にそのお店のメンバーがお客様を歓迎しているかどうかということは自然とお客様に伝わるのです。
「歓迎されているかどうかわからない」ということもあります。
だからこそ、歓迎されているスタンスが伝わってくると、お客様にとってはとても印象に残るのです。
馴染みのお客様はその段階を既にクリアして好きで通ってきてくれているので、やはり新規のお客様への姿勢は重要なのです。
間違っても馴染みのお客様との会話に夢中になって、新規のお客様への対応が疎かになるなんてことはあってはならないのです。
新規のお客様を大切にする姿勢として、初来店サービスとして特典をつけるのも良いでしょう。
心温まる接客で、初来店サービスを実施すれば、お客様は歓迎されていると思う割合も高まるのではないでしょうか。