定年後に飲食投資③
以前の投稿で「定年後に飲食投資」という話をしました。
これは前提として投資である為、定年後にリタイアされた方が店舗に勤務してキッチンやホールで働くことは意図していません。
あくまでも投資なので、人に任せて経営をするというスタイルです。
しかしながらお金だけを出してほとんど経営にはノータッチで株価が上がるのを期待するということではありません。
自ら店舗を所有して経営するということを意図しています。
この場合、主に運営ではなく経営に軸を置く形が良いと思っています。
これをしながらであれば他の仕事を持っていても良いと思っています。
但し、毎日店舗で勤務するスタッフとのコミュニケーションを絶やさないことが前提となります。
失敗する方の話を聞いていると、これが出来ていないケースが多いような気がしています。
今はほぼスマホが普及していますし、ラインなどもほとんどの人が利用しています。
以前であれば、比較的資金力のある企業でしか採用されていなかったグループウェア等のコミュニケーションツールが無料で利用できる時代になりました。
店舗で勤務するスタッフと毎日コミュニケーションをとろうと思えばいくらでも取れます。
もちろん電話も良いでしょう。
ピークでないタイミングで電話をかけてお店の状況を聞いたり、問題点があれば共有したり相談に乗ったりすることも出来ます。
とても単純なことですが、これが結構重要だと思っています。
また当たり前のことですが、毎日のお店の状況を気にするということです。
お客様が何人来て売上はいくらだったのか。
店舗で勤務しているスタッフ以上に気にするということです。
気にすれば自然とコミュニケーションをとりたくなります。
「敢えて意識しなくても当たり前のように毎日お店で勤務しているスタッフとコミュニケーションが取れている」
そんな状態が継続出来ていることが定年後の飲食投資を成功させる必要条件だと思います。