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飲食への事業参入(多角化)が失敗する理由

本業が別にある会社の飲食事業への参入における失敗事例を良く耳にします。

原因は何でしょうか。

とても単純なことです。

多角化なので飲食事業に社長が100%コミットできないからです。

社長が100%コミット出来なくても、100%コミットできる優秀な右腕(経営陣)がいれば話しは別ですが、ある程度の規模の会社を除けば、そういったケースは少ないのです。

100%コミットしていない人がやって成功できるほど、甘い業界ではありません。

100%コミットしていても継続できなくて脱落していく人が続出している業界です。

成功している(事業継続できている)会社(もしくは個人事業主)は毎日必死で現場(店舗)で汗を流しているか、現場(店舗)で汗を流していなくても、毎日飲食事業のことばかりを考え続けている(チェーン店の社長等)かのどちらかです。

どちらにしても100%コミットしているということです。

多角化ではこれが出来ないのです。

極めて単純なことです。

まぐれあたりでうまく行くケースもありますが、その場合でも100%コミットしていないと環境の変化に対応出来ずに継続が難しいのです。

結果、途中で失速して失敗ということになるのです。

もちろん例外はあるでしょう。

しかし、例外はあくまでも例外ということです。

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