お客様に多様な選択肢を
今日は回転寿司屋さんで外食しました。
もともとは、家族と近くに新しくできたラーメン屋さんに行ってみようと話していたのですが、雨だったので、車で行けるところに行こうということになりました。
車で行けるところということは駐車場がついていて雨に濡れなくて済む場所ということでもあります。
その条件に当てはまる選択肢は沢山ありましたが、結果回転寿司さんになりました。
その理由は「ラーメンがある」ということです。
昔は回転寿司屋と言えばお寿司専門でしたが、今はかなりバラエティ豊富です。
ラーメンだけでなく、うどんや揚げ物、デザート等も充実しています。
時期によっては鰻丼や親子丼まであったりします。
お寿司が食べたいというお客様だけでなく、お寿司以外も食べたいと思っているお客様にも対応できるようになっています。
家族で食べに行く場合、食べたいものが全員一致するということはなかなかないかもしれません。
例え一致しなくてもバラエティ豊富に色々なものが食べられる回転寿司屋さんはだいたいのものをカバーできるので選択される可能性が高くなります。
可能性が高くなれば、結果的に来店するお客様が増えるということです。
昔は種類を増やさず、強みに特化するという考え方が主流でした。
強みに特化した方がコスト効率が良かった為です。
しかし今は違います。
テクノロジーも発展して商品の入れ替えも自由にボタン一つで可能です。
売り切れたらボタン一つで注文受付不可にすることも出来ます。
調理オペレーションも自動化・簡素化されているので、種類が増えてもそんなに手間がかかりません。
昔に比べて飛躍的に種類を増やすデメリットが減っているのです。
これからの時代はお客様から選ばれる可能性を高める為にも、メニューをバラエティ豊富にする必要があります。
繰り返しになりますが、豊富にするデメリットよりもメリットの方が高いからです。
そんなことをふと思った一日でした。
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