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酒類提供禁止でも出来ることはある
まん延防止重点措置と緊急事態宣言発令により福岡も8月2日以降酒類の提供が出来なくなっています。
これに伴い、お酒を扱う業者さん(酒屋等)への経営的な影響は非常に大きくなっています。
このような中で我々飲食店は何が出来るのだろうと考える必要があります。
「酒類提供禁止なのでお酒の仕入れが出来ません」
果たしてそうでしょうか。
酒類の提供ができなくても仕入れは出来ます。
例えば、
・珈琲、紅茶、ソフトドリンクの仕入れを酒屋さんに集約する
・缶ビールや缶ジュースを仕入れて来店のお客様に自宅用お土産としてプレゼントする
・スタッフや常連のお客様にワインをプレゼントする
・お歳暮等の贈答用にワインやビールを使用する
・家族や親類の自宅用酒類の購入は取引先の酒屋さんから行う
・酒類の店内在庫を増やす
等々、考えればいくらでも出てきます。
もちろん、経営がギリギリでそんな余裕がないというお店もあるでしょう。
でもお金がない中でも何か出来ないかと考えることも大切です。
それが取引先に対する思いやりであったりします。
「お客様と同じように取引先を大切にする」
日頃言っていることと行動が矛盾していないか。
外部からはわからなくても内部では明確です。
逆に言えば非常時こそ、日頃の言動を証明するチャンスでもあります。
京セラ創業者の稲盛さんの言葉が頭をよぎります。
・従業員は自分にとっては家族と同じである
・そう日頃伝えていてもなかなかそれを証明するチャンスはない
・本当に従業員が困った時こそ、それを証明できるチャンスなのだ
これは取引先に対しても同様です。
非常時こそ日頃の経営姿勢が問われているということです。