コロナ対策を自分都合に解釈しない
コロナ禍を経て、ほとんどのお店や施設等(以下、お店と記載)がコロナ対策をすることが当たり前の時代になりました。
その対策のレベルや内容はお店毎に異なります。
過剰なくらいに対策しているお店もあれば、「入口のアルコール消毒のみ」というお店もあります。
入口が複数ある施設では、一箇所に限定しているケースもあります。
冷静に考えると換気対策という意味では逆行しているような気もします。
トイレの使用を制限しているお店もあります。
夏場に公営プールに行った際は、うがいや目洗い用の水道が制限されていました。
どこまで制限するかはそのお店の考え方によります。
しかし、ここで注意が必要です。
これは本当にコロナ対策の為なのだろうかと冷静に考えてみる必要があります。
制限すれば、管理は楽になるのです。
サービスが低下しても、お客様に「コロナ対策だから仕方がない」と思ってもらえるかもしれません。
しかし、「そもそも何の為に営業しているのか」という原点に立ち返る必要があります。
コロナ対策も重要ですが、お店都合のコロナ対策は危険です。
お客様にも見抜かれます。
「そういう姿勢のお店なんだな」と判断されてしまいます。
お店の経営者は「コロナ対策もしながらコロナ前と同じように、もしくはそれ以上に快適なサービスをどうしたら提供できるだろうか」と考え続けなければなりません。
本質を見失ってコロナ対策が目的になってはいけません。
常に原点に立ち返る必要があります。
そもそも我々は何の為にこのお店を始めたのだろうかと。