定年後に飲食投資⑤
これまで4回に渡って定年後の飲食投資に関して投稿してきました。
その中で投資者は実際に店舗で働く必要はないとの趣旨でお伝えしてきましたが、実際に「体験」の必要はあると思っています。
・キッチンでの仕込みや調理
・清掃
・ホールでの接客業務
・レジでの会計処理・生産処理業務
・発注や納品チェック
・ポスティング
・商品の配達
・採用面接
主には上に分類されますが、実際に一通り「体験」して出来るようになる必要があります。
その上で、経営に専念するスタイルが良いです。
実際に体験することで適切な指示が出せるようになりますし、実施する側の気持ちもわかるようになります。
気持ちがわかるようになることで相手のことを理解しやすくなります。
相手のことを理解した上で指示するのと理解しないまま指示するのでは相手の受け止め方も異なりますし、支持する内容も違ってくると思っています。
また、ポスティング等も自分で一通りやってみると商圏が把握できますし、どこにどんなマンションがあるか等だいたい把握出来るので、スタッフとも細かいレベルで会話が出来ます。
スタッフとのコミュニケーションを深める上でも実際に自分が体験しておくことは非常に良いでしょう。
新たなことを体験することはとても楽しいことですし、興味深いことでもあります。
これが苦痛ということであればそもそも飲食店経営は向いていないと思うので飲食投資は考え直した方が良いかもしれません。