新卒飲食起業で失敗しない方法
昨日は新卒での飲食起業についてとても良いタイミングが近づいている旨を記載していきました。
本日は仮に起業したとして失敗せずに経営を継続させていく方法について説明していきたいと思います。
過去に「定年後の飲食投資」というテーマで記載させていただきましたが、これは60代の方である程度の余裕資金を持っている人をターゲットとした内容でした。
今回は資金的にも余裕のない20代の若者をターゲットにしています。
重要なポイントは5つです。
これらのことをきちんと実践していけば途中で脱落することなく、継続経営していけるでしょう。
1.初期コストを抑える
とにかく最初のお店は贅沢になりがちです。
お客様は豪華な内装や過剰なサービスを求めていません。
居抜き形式で店舗取得コストを抑え、更に100円ショップなどをフル活用して徹底的にコストを抑えることです。
2.小規模店舗でスタートする
最初は二人くらいで出来る小規模店舗が良いです。
最悪自分一人でも営業するという覚悟と規模感が必要です。
小規模店舗にすることで固定費(家賃・水道光熱費等)を抑えられます。
固定費を抑えられればめったなことがない限り潰れないでしょう。
3.まじめにコツコツ休みなく働く(無駄遣いをしない)
これは飲食店に限ったことではありませんが、とにかくひたすら働くことです。
店に寝泊まりするくらいの覚悟で臨むのが良いでしょう。
四六時中自分のお店のことだけを考えていれば良いのです。
根気のいる仕事かもしれませんが、ひたすら打ち込んでいれば1年なんてあっという間です。
当たり前のことを当たり前にたんたんとこなしていく感じです。
休みがないと結果的に無駄遣いが無くなります。
遊ぶ余裕がない為です。
また、毎日味の研究や試食も兼ねて店の食材を食べるので食費もかかりません。
4.来店してくれたお客様に画一的ではないちょっとしたサービスをする
お客様毎にサービスの内容を変えて、そのお客様にあった喜んでもらえるサービスをしていきます。
それにより、お客様にとってあなたとあなたのお店が特別な存在になります。
個人店レベルではちょっとした特別サービスは徹底的にすれば良いのです。
5.日々の損益計算をきちんと行う
一日毎に赤字だったのか、黒字だったのか明確にしていく。
結果、一日一日が貴重になります。
この5つのことを意識すれば、よっぽどのことがない限り、経営を続けられると思います。
そんなに難しいことだとは思わないのではないでしょうか。
「この程度のことは簡単だ」と思うなら思い切ってスタートしてみることをお勧めします。
逆に「自分には無理だ」と思うなら新卒飲食起業はやめておきましょう。