商品にこだわるとネット購入が増える②
昨日の続き。
例えば、自店では定番商品ではありませんが、北海道産の馬糞ウニを使用したパスタを販売することがあります。
この商品は既存取引の配達可能な卸会社では取り扱いがあありません。
一方で汎用的な外国産の冷凍ウニであれば取り扱いがあります。
しかし、北海道産にこだわるならば、直接ネットで購入する形になります。
この場合は納期が1週間から1ヶ月程度かかります。
その理由は漁に出て収穫できてから発送するからです。
収穫ができなければ発送されないのです。
その為、定番商品にはならないし、「売切次第終了」となるのです。
それでも、そういったスタイルで営業するのであれば問題ないわけです。
一方で、お寿司やさんや和食屋さんみたいに魚介類を中心に仕入れるお店はそのお店の料理人市場に直接足を運んで仕入れているか、専門の卸会社(魚屋)を通して仕入れている形になります。
その場合は「ネットで北海道産のウニを直接仕入れる」みたいなニーズは現時点では少ないのかもしれませんが、今後は増えていくような気もしています。
「良いものを安くなら卸会社」から「良いものを安くならネット購入」へ徐々にシフトしていくのではないでしょうか。
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