経費コントロール③
今日は人件費コントロールについてお話します。
お客様に高品質なサービスをする為には適切な人員配置が必要になります。
その為、経費削減の為に少ない人員で配置するという発想は正しくありません。
適切なコストをかけた上で生産性を上げていくという発想が大事です。
人件費を削りすぎると機会ロスが発生してしまいます。
かといって、過剰配置も良くありません。
人員を沢山投入したからと言って良いサービスが出来るとは限りません。
投入しすぎた為に、かえって動きにくくなってしまったり、スタッフ間で譲り合いの精神が生まれてサービスが低下することもあります。
多少少ない人数で無理をするぐらいの人員配置の方が動きが良くなります。
また、スタッフも動きやすく自分の担当範囲が増えて仕事が楽しく感じられるということもあります。
「一人一人が能力を発揮できて活躍できる」
そのような人員配置が理想です。
お客様の数によっても変わってきますし、日々の来店予測が当たらないことも多々あります。
10年以上やっていてもいまだに予測できないということもあります。
奥が深いからこそ挑戦しがいがあるというのも飲食の面白さの一つかもしれません。