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ランチのお客様にディナーに来てもらう為に
昨日は「拘りの和食店のランチの営業戦略」というテーマでお話させていただきました。
その中で、「ランチの価格を安く設定して、まずはお店を知ってもらい、夜の来店につなげる」という営業戦略を紹介しました。
自店においても、以前に(2号店において)、ランチのお客様に期間限定のディナー優待券を配布していたことがあります。
2号店はショッピングモール内にあり、なかなか平日の夜の集客に苦戦していたということもあります。
結果、その割引チケットを持って、来店して下さるお客様が一定数はいました。
今の薬院店では行っていませんが、試しにやってみて効果を検証してみたいと思うに至っています。
ランチのお客様とディナーのお客様はほとんど重なっていないのが実情です。
というのも、平日ランチは「会社員の方がお昼の休憩時間に」「専業主婦の奥様方がお昼の空いている時間に」といった利用が中心である一方で、ディナーは夫婦や恋人同士の利用やファミリー、会社帰りのグループ利用が中心となっているからです。
しかしながら、ランチのお客様がディナーにも来てくれていることは事実です。
そのリピート率が検証できていないだけです。
今年の9月からモバイルオーダーシステムが導入されましたので、そこで名前登録の上、オーダーしてもらえるとデータが検証できるようになります。
モバイルオーダーシステムのお客様利用率自体もまだ50%程度(残り50%はスタッフが手入力)なので、正確な検証にはまだまだ時間がかかりそうです。
2号店で行っていたような割引券配布形式であれば、配布した割引券の回収枚数をカウントすればある程度正確な数値は取れます。
しかしながら、ディナー来店時にランチで受け取った割引チケットを持参しないというお客様も一定数いるのです。
そんなことを考えながら、どうしようかなと悩んでいるところです。
スタッフメンバーにも相談しようと思っています。
緊急事態宣言は解除され、通常営業に戻っていますが、ランチに比べてディナーはまだまだ席に余裕がある状況が続いています。
早い段階で色々と手を打っていければと思っています。