機器の故障と電気工事
店の裏口に設置していた電子レンジが故障しました。
これは2号店を居抜きで譲り受けた際に元々設置されていたものです。
厨房機器メーカーさんに修理をお願いして引き取ってもらいましたが、調べた結果、製造が10年以上前のものであり部品がないということで修理不可能との回答が来ました。
新品購入の見積りをいただきましたが、業務用ということで一番安いものでも10万円以上します。
元々電子レンジはほとんど使用していないので、これを機に、家庭用の安いものをAMAZONで注文することにしました。
裏口は動力コンセントしかないので、電力のコンセントを設置してもらう必要があります。
最近丁度頻繁に一部のブレーカーが落ちるようになっていて、お客様には影響しない箇所ではあるものの、併せて工事を依頼することにしました。
工事金額は7.7万円です。
これに電子レンジの購入金額をプラスすると約10万円程度になります。
大きな出費です。
売上比率にするとそうでもありませんが、ちりも積もればという言葉もあります。
今回に限らずに、飲食店を経営していると機器の故障対応や設備の老朽化対応は結構定期的に発生するものであったりします。
昨年は製氷機の故障やショーケースの故障がありました。
対象機器が年間3〜4万円程度の保守契約に入っていると部品代のみで対応してもらえたりします。
製造日がかなり古い機器は保守契約に入れないケースもあります。
自店は、対象の全ての機器について保守契約に入るととんでもない金額になってしまうので、故障しそうな機器に限定して保守契約に入っています。
つまりは機器の故障対応費用やメンテナンス費用が常に発生していくということです。
事業計画や収支予測の際にこの金額は見落としやすいのです。
私自身、創業時の計画では入れていませんでした。
このような中、ぎりぎりの資金で経営をしていると、この費用が経営における大きな負担になってくるのです。
つまりは最低限、故障などに対応できるだけの資金は確保しておかなければならないということです。
余裕を持った資金計画と経営が必要だということです。