ノーリスクで新規出店できる時代へ
11月から果物や野菜を使用したパフェ専門店を出店することになり、準備を開始しました。
出店形式はゴーストレストランです。
飲食店としてはイタリアン、焼きそば専門店に続き、3業態目になります。
イタリアン業態で生クリームと果物を使用したデザートピザは店内飲食及びデリバリーでコンスタントに受注できていますが、デザートやドリンクに特化した専門店を出店しようということになったのです。
商品開発などはこれからですが、11月のスタートに向けて準備を進めていくことになります。
デリバリープラットフォーマーの普及により、今はリアル店舗である「イタリアンバジル」のキッチンを利用して、デリバリー専門の店を新規で出店出来るようになっています。
全く売れなかった場合の食材や容器のロスのリスクがありますので厳密に言えば「ノーリスク」ではありませんが、実質ほぼゼロリスクでの新規出店ができる時代になったということです。
仮に失敗しても、
・実戦での専門店経験値の蓄積
・新たな取り組みによる私やメンバーのモチベーション向上
・テストマーケティング検証
・既存のイタリアン店舗への応用
等々のメリットを享受できます。
受注用タブレット端末代とプロカメラマンによる写真撮影代はかかりますが、ほぼ出店コストゼロで別業態の新規出店が出来てしまうのです。
こういったことも「飲食店経営がしやすい時代」になってきたと捉えることもできるかと思います。
そしてデリバリー専門店であれば、立地に関係なく受注できるのです。
商品力があって提供オペレーションが確立されていれば、その商圏において専門店として勝てる可能性が高いということです。
また、新規出店が大失敗して全く注文が入らなくても他の業態で経営が成り立っていれば、倒産しないということです。
経営には「変化し続けること」が必須ですが、変化しやすい時代が来たと解釈することも出来ます。
やはり、飲食業界にとってチャンスの時代が来ているということではないでしょうか。