ほっと出来る場所
しばらく帰省していない人が帰省すると心がほっとするということがあります。
懐かしい感じがしたり、昔のことを思い出したり。
実家は故郷であり、童心に帰れる場所であったりもします。
それと同じように、飲食店も「ほっと出来る場所」でありたいと思っています。
大袈裟に言えば、第二の故郷と言える場所です。
実家は基本一つしかありませんが、第二の故郷と言える飲食店はお客様次第でいくつも作ることができます。
それは「昔からの馴染みの店」です。
この条件に当てはまるのは基本は家族経営が多いでしょう。
しかし、家族経営でなくとも、家族のような集合体であればそれも可能なのではないかと思っています。
そのような飲食店を沢山増やしていきたいという思いがあります。
多くの人に愛されるなんだか心温まる「ほっと出来る場所」です。
飲食店は常連のお客様でも、毎年20%は自然減すると言われています。
それは転勤があったり、引越しがあったり、病気になったりと本人の意思とは関係なく、お店に来たくても来れなくなってしまうことがあるからです。
そんなお客様でも、数年ぶりに来るということもあるのです。
そういったお客様に対しても、昔のままの懐かしい場所、心温まる「ほっと出来る場所」のままでありたいのです。
その為には料理の味やお店の雰囲気だけでなく、やはり馴染みのメンバーの存在も重要です。
つまりはメンバーが長期で働ける環境構築が重要だということです。
経営者の大事な仕事はまさにそこにあると思うのです。
・お客様にいつ来ても昔と変わらないほっと出来る場所を提供する
・その為にスタッフメンバーの長期雇用を維持する
飲食店経営とはまさにそのようなことを追求し続けていくことだと思うのです。
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