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商品にこだわるとネット購入が増える
良い商品や良い食材に拘って営業をしていると、当たり前ですが、そういった商品の購入ニーズが高まっていきます。
農家さん等はもちろん直接取引で、直送していただくケースがほとんどですが、農産物以外はメーカーさんではなく、食材卸会社さんを通して仕入れをするケースが主流です。
飲料関係でも同様です。
しかしながら、全ての商品を在庫しておくことは不可能なので、在庫品は主流商品が中心になります。
仮に在庫がない場合でも、受注発注が出来る場合もあります。
この場合は、卸会社さんが我々のような飲食・小売店から注文を受けてからメーカーに発注するという方式です。
このような場合は単品では発注できないことが多いので、発注ロットの問題が出てきます。
卸会社で在庫を抱えなければならないということです。
そうなると申し訳ない気持ちにもなります。
また、納期もそれなりにかかります。
そのような商品でもAmazon等の通販サイトでは、大体商品が見つかります。
卸会社にあって、通販サイトにないものはほとんどないのです。
逆に通販サイトにはあって、卸会社にないものは結構あったりします。
そして、通販サイトだと翌日くらいには届いてしまうのです。
卸会社と納期がほとんどかわらないか、毎日配達していない卸会社もあるので、それを考えるとむしろ早いくらいです。
長年取引している卸会社への注文を大事にしたいと思いながらも、結果的に通販比率が増えてしまうということになります。
これから益々、通販サイトは商品の品揃えが充実していくでしょう。
そう考えると、卸会社の役割は従来のものと変わっていかざるを得ません。
変われない卸会社は経営が益々厳しくなっていくのではないでしょうか。