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キリの良い数字に拘らない
以前は開店時のレジ金はキリの良い数字(5万円等)に合わせていました。
閉店時にレジの中の現金を数えて、例えば127561円だったとします。
この場合は77561円を封筒に入れて、翌日はまたレジ金は5万円からのスタートです。
これを繰り返していると小銭や千円札が不足していきます。
銀行に定期的に両替にいく必要がありました。
これはレジ金のスタート金額をキリの良い数字に拘ったからです。
今は運用を見直しして、例えば閉店時のレジ金が127561円であれば、封筒に7万円を入れます。
翌日のレジのスタート金額は57561円です。
この運用に変えただけで、両替の頻度が減りました。
店舗効率がアップしたのです。
毎日レジのスタート金額が異なりますが、会計上の負荷はほとんどありません。
数字がきっちりと管理できていれば良いだけの話です。
むしろ7万円だけを入金すれば良いので負荷は軽減されます。
また、何かを新しくスタートする際には月初めに拘りがちです。
今の時期であれば「12月1日から始めよう」とか「来年1月1日から始めよう」とかです。
それよりも11月8日に思ったのであれば、11月8日、もしくは9日からやれば良いのです。
視点を変えれば、その日が特別な日になるかもしれません。
1日というキリの良い日よりも、8日とか9日といった中途半端な数字の方がかえって印象に残りやすいかもしれません。
そしてその日が自分だけの記念日になります。
キリの良い数字に拘らなくなると色々な面でメリットを感じるようになります。
一度試してみては如何でしょうか。