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言葉の宝箱 0942【夢も見られなくなったら本当にお終いですよ】

『いつか白球は海へ』堂場瞬一(集英社文庫2009/5/25)

六大学野球で活躍した海藤敏はプロ野球界入りを諦め、
社会人チーム間島水産に入団。
オーナーの熱心な勧誘と全国制覇を遂げた名門チームへの憧れが
心を動かしたのだが、入団早々オーナーが急死し、
チーム存続の危機が明らかになる。
勝利にこだわるルーキーの熱い思いは他の選手達を心を動かす野球小説。

・最初は口から出任せであっても、
同じことを言い続けているうちにそれが本音になる P12

・人はどこまでも過去から逃れることはできない P131

・歳月は体力を衰えさせる。技術も錆びつかせる。
しかし、気持ちまで萎えさせることはないのだ P189

・夢も見られなくなったら本当にお終いですよ P201

・気持ちが萎むと頭が働かなくなる。体も動かなくなる P303

・屈辱は、勝利への最短の道なのだ P349

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