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言葉の宝箱 0941【自分で諦めないうちは、何とかなるものじゃないかな】

『8年』堂場瞬一(集英社2001/1/10)


オリンピックで華々しい活躍をし、当然プロ入りを期待されたが、
ある理由から野球を捨ててしまった投手の藤原雄大。
30歳を過ぎた8年後、彼は突然ニューヨークのメジャー球団に入団する。「あの男ともう一度対戦したい」その悲願のためだけに。
一度は諦めた夢を実現するため、
チャレンジする男の生き様を描いたプロ野球小説。
第13回小説すばる新人賞受賞作。

・知らないなら、学ぶべきだ。
神話を学ぶ事は、
私たちの精神の奥深くに刻まれた歴史を学ぶ事にほかならない P3

・夢は強く願えば叶う P4

・自分で諦めないうちは、何とかなるものじゃないかな P56

・技術的に劣っている訳じゃない。
夢みる力が足りないだけなんだよ P166

・一つの事がうまく行けば、
それで人生の全てがぱっと明るく開くわけではない P183

・飯を食う以上に大事な事もある P187

・苦しむのもいいだろう(略)
苦しみから逃れるか、苦しみと同居する方法を見つけないと(略)
体を動かす事だ(略)
暗い記憶を少しずつ体から追い出していくしかないのだ P198

・他人の苦しみが簡単に分かるほど単純な人間じゃないつもりだ P226

・守ってやるべき相手がいるというのは、悪い事ではないはず P274

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