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言葉の宝箱 0969【やりたいことが見つかったら、怖がらずにぶつかってけよ。体当たりでドッカンとさ。やりたいことやるために生まれてきたんだからな】


『リズム/ゴールド・フィッシュ』森絵都(角川文庫2019/2/25)

中学1年生のさゆきはいとこの真ちゃんが大好き。
高校へ行かず金髪頭でロックバンドの活動に打ち込むようになっても
真ちゃんのかっこよさは変わらない。
家族ぐるみでずっと一緒にいたいのに
真ちゃんの両親の離婚話を聞いてしまう。
第31回講談社児童文学新人賞、第2回椋鳩十児童文学賞を受賞
「リズム」とその2年後を描いた「ゴールド・フィッシュ」を収録。

・年をとるごとに夢はすりへっていく P9

・着ているものさえかわいければ、
人間、だいたい明るく生きていけると思う P12

・なにをするのにも、一番大切なのはリズムなんだ P22

・もうこれでお別れと思うと、
「じつはみんないい人だったかも」と思えてきて、
いきなり好きになってしまったりするから、こまる P30

・ひとりぼっちでさびしいとき、
脳天気なうそをあれこれ考えて、
自分を楽しませてきたのかもしれない P41

・苦しいことがあるからこそ、
うれしいことがあったときのよろこびも大きいんだって P42

・別れてふたりとも元気になるんだったら、それはそれでいい。
いっしょにしょぼくれてんのと、バラバラで元気なのと、
どっちがいいかっつったら、やっぱ元気なほうじゃん? P51

・もうどってこない、たくさんのもの P54

・心のなかにある重たいものをみんな、
こんなふうにどこかに置きざりにすることができたら、
気分もずっと軽くなる P62

・いないよりはマシだと思う P88

・自分にとってのいいことは、ちゃんと自分で探さなきゃ P97

・やりたいことが見つかったら、怖がらずにぶつかってけよ。
体当たりでドッカンとさ。
やりたいことやるために生まれてきたんだからな、おれたち P111

・未来はぽっかり空いているからいいのよ。
できるだけステキなことでうめていきたいわ P124

・恋っていうのはさ、燃えさかる激しい炎のようなもので、
愛はおだやかに漂う広大な海のようなもの P147

・病気になると人は子供にもどる(略)
離れて暮らしたって夫婦は夫婦じゃない P207

・やるだけやって破れるんなら爽快だ、と。
成功するしないの問題じゃない P212

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