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【寒竹泉美さんの講座を受けて⑤】文章の役割

小説家・ライター 寒竹泉美さんの「心を伝える文章の書き方講座」を受講しています。講義での気づきや学んだことを書きます。

これまでのおさらい

全6回の講義も、今回で5回目。まずはこれまでのおさらいです。
気持ちをあらわす言葉のバリエーションや、真っ暗闇の中にいると想定して言葉だけで相手に伝える描写表現、エッセイの書き方のコツなど、さまざまなことを学びました。

実際にエッセイを書き、添削もしてもらいました。長く書いたら、主役が引き立つように思いきって削る。あとは作戦を立ててから書くことも大切。特徴や説明だけだと、単なる商品紹介になってしまいます。私のエッセイは、書き手が見えないという、ありがちな罠に見事にハマりました。

文章の役割を見分ける

ここからは、とある文章を読み、どのような情報が入っているのかを見分けるワークです。文章はおもに以下の4つに分けられるそうです。

  1. 客観的な説明の部分

  2. 書き手の感想・評価が入った部分

  3. 登場人物の気持ちを描写した部分

  4. 気持ちが直接書かれた部分

「この4つがバランスよく入っていることで、状況や情景、気持ちが読み手に伝わる」と寒竹さん。状況説明が長すぎると読者は飽きてしまうし、自分の気持ちばかり書くと独りよがりの文章になってしまうそうです。
いつも何気なく読んでいる文章も、よくよく練られたうえで書かれていることを実感しました。

テーマを決めて、4つの役割にあてはめる

後半のワークでは、自分でテーマを決めて短いエッセイを書きます。
テーマを決めたら、さっきの4つにあてはめて、まずは情報や描写、気持ちをメモ。ここでは文章にする必要はなく、箇条書きみたいな感じです。

これまで学んだことのおさらいとはいえ、難しい…。過去のプリントを見て気持ちをあらわす言葉をヒントに書き出していきました。残りは宿題。特別に添削もしていただけるそうです。有難い。

エッセイ本を読んで学ぶ

最近、ノウハウ本ばかり読んでいたので、久しぶりにエッセイを読みたくなり、書店で目に留まった「おいしいアンソロジー ビール」を購入。
食べることが大好きな私にぴったりです。おやつ編・喫茶店編・お弁当編など、同シリーズ本があるので順番に手に取ってみようと思います。

いろいろ調べていたら、昔よく読んでいた著者さんを思い出しました。
小林聡美さん・室井滋さんは演技も好きな俳優さん。Amazonでいくつかぽちったので届くのが待ち遠しい。講座はあと1回。それも楽しみです。


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香川けいこ|大阪在住ライター
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