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【北八ヶ岳ハイキング】苔の森と山小屋グルメ

登山をはじめたときから憧れていた北八ヶ岳・黒百合ヒュッテに行ってきました。大阪から長野まで高速道路で5~6時間かかる遠い道のりだけど、しっかり計画したおかげで、やりたいことがすべて叶い大満足でした!


1日目:大阪~長野へ。白駒荘に泊まる

長野までいくとき、一日目はたいてい移動のみ。去年は車中泊したけれど、9月なのに暑くて眠れないし、体もがちがちになるんです。今年は奮発して、湖畔沿いの山小屋「白駒荘」に宿泊しました。
(1泊2食付きの個室プラン!)

駐車場から徒歩15分。苔の森にある白駒荘

ここがすごいのはお風呂がついていること。環境保全のため、石鹸やシャンプー、歯磨き粉は使えないけど、それでも湯船に入って体を癒せるのが有難い。

大きなしゃぶしゃぶ用のお肉
地元の野菜たっぷり

食事もすごく豪華で、牛肉のしゃぶしゃぶに、新鮮野菜のサラダ、ごはんはお代わり自由で、下山後だったら絶対ビール飲んでました!

2日目:白駒荘~にゅう~黒百合ヒュッテ

6時半に朝食をいただき、いよいよ出発。しばらくは整備された苔の森を歩きます。どこを切り取っても絵になる景色でなかなか前に進みません(笑)

右も左もぜーんぶ苔・苔・苔
500種以上の苔が生息しているそう

途中から急な登りがはじまり、苔で滑らないよう注意しながら進みます。「にゅう」というピークを目指して最後は岩登り。

天気がよかったので、富士山も見えたし、眼下にはさっきまでいた白駒池も望めました。

中山峠を経由していよいよ黒百合ヒュッテを目指します。
思っていたより少しハードな道のりでしたが、憧れの山小屋に泊まれると思うと頑張れました!

念願の黒百合ヒュッテ

受付で聞くと個室があいていたので、変更してもらいました。平日だったせいか、相部屋に3名、個室にわたしたち2名、計5名でした。テント場には8組くらいいたかな。

名物のビーフシチュー

お昼ご飯はずーっと食べたかったビーフシチューをいただきました!お肉も野菜もやわらかくて本格的な味わい。ここほんとに標高2400mの山小屋?と思うほどおいしかった。胸がいっぱいで食が進まないという、貴重な経験もできました。

コーヒーでチルタイム

片道約15分の絶景スポット「天狗の奥庭」まで行ったり、お湯をわかしてコーヒーを飲んだり。ついでにこれから書く予定の登山記事の撮影もしました。山で過ごすこの時間が最高に幸せです。

雲の隙間から満点の星も!

夜ご飯を食べて小屋でまったり…。窓の外を見ていたら晴れてきたので、外に出て星を観察しました。

黒百合ヒュッテの設備や売店の様子などは、以下の記事にまとめてあります。これから行く方の参考になれば幸いです。

3日目:黒百合ヒュッテ~中山~高見石小屋

個室の窓から見た朝焼け

最終日は朝から雲がどんよりしていましたが、雨はまだ降ってない模様。
準備を整えて小屋に別れを告げ出発です。最後のミッションは、高見石小屋のあげパンを食べること!

途中から雨が降ってきてレインウェアを着用。風も強かったので展望のいいところは立っていられないほどでした。帰りも苔まつりで写真撮りまくりです。雨に濡れた苔が生き生きとして輝いていました!

岩だらけの道を1時間ちょっと歩いて、ようやく高見石小屋に到着です。

通年営業している高見石小屋

お待ちかねのあげパンがこちら!

上から時計回りに、チーズ・黒ゴマ・抹茶・チョコ・きなこ味

パンがやわらかくて、手で持っただけでつぶれそうなんです。パウダーがたっぷりまぶしてあって、もうなんともいえないおいしさ。揚げてあるとは思えないほどあっさりしているので、一人で5個でもぺろっといけそうです。

下山後は麦草ヒュッテによってカフェタイム。かぼちゃプリンが濃厚で美味でした。次は高見石小屋に泊まりたい。雪が降った景色も見てみたいし、ランプの灯を愛でながら、炬燵に入ってまったりするのもいいかも。

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