みりんの実力
少し前にみりんをいただいた。しかも一升瓶。糖類を加えず、もち米と米麹、焼酎からつくられる本物のみりんだ。
本物(?)のみりんだから煮物だ!と思い立ち、肉じゃがを作ってみた。すると、これまでとひと味違う仕上がりに。
まず、にんじんが甘くておいしい、じゃがいもも煮崩れてないし、大きめに切ったけど味も程よくしみている。砂糖を少なめにした割には、ほんのり上品な甘さも感じる。お肉だって安い細切れの牛肉なのに硬くなっていない。本みりんを使うと、料理の味が変わるとは聞いていたけれど、これほどとは。
もしかしたら、しょうゆがよかった?国産牛を使ったから?
いや違う、結婚当初、ふつうの肉じゃが(関東風?)を作ったら、
「これは…色がずいぶん濃いけど…肉じゃが風?」と夫に言われた。
関西生まれ関西育ちの夫には茶色い肉じゃがではだめな様子。それからは素材の色を活かす白だしで作っていた。
今回は茶色になりそうな調味料で作ったけど、茶色くならなかった。
「明日の分もまだある?」と聞かれるほど好評だった。
料理の腕があがったのか、適量を覚えたのかはわからない。
みりんの実力を他のレシピでも試してみよう。
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