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恋人への片想い

最近は、関係は良好と思っていたのにここ数日で一変。
別れる一歩手前の崖っぷちに立たされている私です。
朝晩関係なく、ふとした時に考えてしまい、涙が止まらなくなる事態。

きっかけは、デートのキャンセル。

5月頃からようやく就活を始めた恋人。大学を中退後、去年からバイトのフリーター暮らし。バイト先のオーナーは、たまたまだが、高校が一緒で何個上かの先輩だったらしい。何とか続けていたが、4月に趣味のフットサルでケガをして、休むようになった。それからバイトに行くことはなし。将来的にも正社員になってほしい私は就活を勧めた。(将来、一緒に暮らしていくには今のままだと厳しいため)だが、優柔不断な恋人は、なかなか決め手がないようで思うように進まず。1社目の応募をようやくしてくれたと思ったが、書類で落選(書類の提出が遅かったためと考えられる)2社目を最近応募して、面接を終えたところだ。と言っても、派遣らしいが。

まあ、経験にはなるだろうと、とりあえず当選を願っているところだ。

デートキャンセルを連絡してきたその日、ずっと口を閉ざしていた恋人の両親がついに口を開いたらしい。「いつまで遊んでいるつもりだ」と。

恋人は、「働く気はあるし、何も計画してないわけじゃない」と反論したらしい。

両親の気持ちは痛いほどわかってしまう。恋人の行動力のなさ、のんびりしているところ、将来を考えてくれているのかわからないところは、目に余るほど、時々怒りさえ沸き上がった。

仕方ないことだと返事を返してしまった。色んな思いを心の内に閉じ込めた結果それしか言葉を発せれなかった。

恋人は、私に慰めてほしかったらしい。だが、私は拒んでしまった。

それが悪かったのかもしれない。それに次いで、彼を傷つける言葉も放ってしまった。傷つけてしまうとわかっていながら。

後悔しても遅い。ずっと耐えてきたはずなのに、この時ばかりはどうしても止められなかった。

恋人は、私が知らないところで悩んだり、泣いたりしているのを知らない。それが、とてもつらかった。きちんと頼るべき時に頼れなかった私も悪いと今は反省している。

それから、連絡が来なくなった。1日置いて、私から「ちゃんと会って話がしたい」と申し出た。本当はデートの日だった。

しかし、恋人からは「今は話したくない」「会いたくない」と拒まれてしまった。抵抗してみたが、無理だった。それよりも「好きか分からなくなった」まで言われてしまった。

消えたくなった。今すぐ死んでもいいと思った。
友達には、「君は彼のために生きてきたのか。君の人生、全て行き着く先は彼のため、そんなつまらない人生を歩いているようには思えなかったが、買いかぶりすぎたか。彼氏とちゃんと別れるべきだ。」といられたのは、言うまでもない。

地元まで車を走らせて会いに行くつもりだったが、恋人に止められてしまい、断念した。だが、抵抗したためか、夜電話をすることは許された。

夜、電話をしたが、声を聞いた瞬間、涙が止まらなくなってしまった。
この人を近い将来、失うかもしれないと思うとどうしても涙が止まらなかった。涙声ながらに伝えることができたのは、「離れたくない」「別れたくない」だった。恋人からは、まだ言われていないが、頭の中でちらつくのは、別れだった。未練がましいなと思う。

きっと、恋人の他にもたくさんの素敵な人はいると思うし、恋人以上の人もきっとたくさんいる。私が、きちんと出会いを求めれば、素敵な出会いをすることもあるかもしれない。この人しかいないと思うのは、きっと今だけで気の迷いかもしれない。でも、今、この瞬間、好きなのは、恋人で、彼しかいない。私にとって、彼は大切な人で、最愛の人。

彼は「うん」とか「んー、、、」とかしか言わなかった。
まともな会話なんてできていない。別れたも同然の距離感。

それでもぎりぎりで別れていないのは、ただの私のわがままでしかないと思う。彼は、「別れるつもりはない」「振らない」と言ったが、とても儚い言葉だ。

彼のことを好きになって、よそ見をすることもあったが、総じて約4年。
ようやく叶った未練がましい恋。彼と恋人になれたその日も純白ではない。恋人になったその日を話すのは、少々気が引ける。ただの未練だったはずが、彼のことが再び大好きになってしまった。恋人になれて、泣けた日もあったが、幸せだった。

私は、どうも諦めが悪いらしい。抗いたくなるらしい。
電話越しで彼に伝えた。

「もう一度、好きにさせて見せるから、覚悟して」と。

あの時と一緒だ。ほぼ同時期だったと思う。彼とまだ恋人でもなく、私の心が揺れ動いていた頃だ。
「本気で好きになったら、絶対落とすから覚悟して」だったか。少々言葉は違うかもしれないが、それらしきことを言った記憶はある。

イチからというのかわからないが、また彼が私を好きになってくれることを願って頑張ってみようと思う。諦めたらそこで終わりだと誰かが言っていたはずだから。

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