
2月の甘い思い出
この記事を書くことにはもう季節はまた冬になっていた。なかなか筆が進まず、いつの間にか同じ季節がまた巡ってきていた。
今回は2月、3月のお話。特にバレンタインとホワイトデーのお話をしよう。
せっかくなので、手作りを渡すことにした。お菓子作りは好きだが、食べ手があまりいなくて作ることができていない。
今回は、くまのチョコブッセと、クッキーを作った。味はいいのだが、チョコが固まりきらなかったことやらなんやら、、、。自分の出来としては80%くらいだろうか。
でも、彼はよろこんでくれた。動画で彼の食べる姿を撮ったのだが、今見てもつい頬が緩んでしまうくらい嬉しい反応だった。
その日は、寺院でお祭りがあり一緒に屋台を回るデートだった。参拝をして、さぁ、屋台を見て回ろうというところで事件は起こった。
まさかの、彼のご両親が目の前で参拝しているという。どうする?相手は気づいていない。スルーしてもバレない。
彼は少し気後れしていたが、ご両親が参拝し終わったところに彼の背中を押していかせた。なかなかに強気な彼女だったと思う。
軽く挨拶をすると、まさかまさかのお小遣いをもらってしまった。ありがたすぎる、、、。彼と駐車場からお祭りの会場に向かって歩いているところから目撃されていたらしい。挨拶しておいてよかった、でも、見られていたことを知ると少し気恥ずかしい。
彼と一緒に屋台を見て回った。串焼き、もちもちロングポテト、スヌーピーの容器に入った電球ソーダいちごあめは出来立て過ぎて生温かく少し残念な気持ち。
その後、猫の形をしたチュロスを売っているお店を訪問した後、彼とカラオケであったまった。
その1か月後、彼からバレンタインのお返しをもらった。ゴディバのチョコレート。ゴディバは貰い物でしか食べたことないチョコレートなので嬉しい。それも、月や星の形をしたチョコレートが入っていて可愛くてテンションが上がった。
彼のご両親からもホワイトデーが来た。実は、バレンタインの時に、ご両親宛てにもチョコを作って、彼から渡してもらっていたのだ。
まさかお返しが返ってくるなんて、なのだが、嬉しくて2つともなかなか食べれス、すこしばかり机の上に飾られていた。
あの時は、今よりずっと甘酸っぱかったと思う。もう今では1年目すら迎えていないというのに二人とも熟年のような落ち着きようだ。
あの時の感情をもう一回味わいたいな、なんてね。