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プロ野球やサッカーのヒーローインタビューで、こんな事を良く聞きませんか?

「自分がホームランを打てたことよりも、チームが勝てたことが嬉しい!」
「自分がゴールを決めたことで、チームの勝利に貢献できたことが嬉しい!」
「自分の記録よりも、チームの勝利が大切です!」

格好いいですよねー!

一流のプレーヤーほど、チームの勝ちにこだわります。

一般の仕事でもそうです。
成果を上げる人ほど、「自分の仕事の及ぶ範囲」を広くとらえ、自分の仕事がチームや社会に広く繋がっていることを意識しています。

自分の生きている社会、業界が良くなること。
自分の顧客が良くなること。
自分の会社やチームが良くなること。

これらと、自分の仕事(役割と責任)を連動して考えています。

3つの軸 ”三方よし”

自分だけが幸せになるのでは無くて、皆で、皆が幸せになる・・・

「自社の視点」
「顧客の視点」
「社会の視点」

それぞれ意識するだけで、視野が広くなり、偏った見方や意見が無くなると思います。

まさに、”三方よし”です。

* 三方よし「売り手よし、買い手よし、世間よし」
売り手の都合だけで商いをするのではなく、買い手が心の底から満足し、さらに商いを通じて地域社会の発展や福利の増進に貢献しなければならない。
三方良しの理念が確認できる最古の史料は、1754年に神崎郡石場寺村(現在の東近江市五個荘石馬寺町)の中村治兵衛が書き残した家訓であるとされる。ただし、「三方よし」は戦後の研究者が分かりやすく標語化したものであり、昭和以前に「三方よし」という用語は存在しなかった
(ウィキペディアより)

「自社のメリット」「顧客のメリット」「社会(世の中)のメリット」を考えて経営しようということです。

これは、私は「判断」「選択」「決断」するときの、ひとつの指針になっています。

自分だけ、自社だけ、自分たちだけ・・・そういる利己的な考えに囚われないようにしたいですね。

自分の軸、仕事領域以外のことに視点や力を注ぐのは、その瞬間には効率が悪く無駄に思えるかもしれません。

お客様に頼まれた以上のサービス、第三者に価値を提供するのは、非効率でロスが多いと考えるかもしれません。

でも、広く自分の影響領域を考えて、”与えている人”は、必ず自分に何倍にもなって返ってくるはず・・・

”give & given"=「与えよ、さらば与えられん」

お客様のパートナーとして、なくてはならない会社になるために、

また、かけがえのない人生の中で、なくてはならない人になるために、

複数の軸をもって、多方面から物事を考え、行動することが重要ですね。

3つの軸 自分と相手と客観的な第三者

「自分の視点」 
「相手の視点」 
「第三者の視点」

コミュニケーションや人間関係における最小単位は、自分と相手です。

 会義やプレゼンにおいても、一見複数の人間が集まっていますが、あくまで1対1の情報のやりとりが、複雑に複数あると考えられます。

 また、人間関係においても、自分と相手の関係の中で、お互いの感情や価値観が、様々な気持ちや思いとして湧いてきた結果、様々な行動に出ます

 喜んだり、腹を立てたり、褒めたりけなしたり、悲しくなったり、馬鹿にしたり・・・、そんな感情にとらわれて、時に思いがけない行動に出たりします。また、相手が思いがけない行動にでることもあります。
夫婦喧嘩なんかも、そうですよね(笑)

その時重要なのが、自分や相手ではない、少し上のほうからお互いを冷静に見ている第3者の視点です。

「お互いの会話の論点は合っているだろうか?」
「正しいことを伝えているけど、言い方で損はしていないだろうか?」
「いま、ここで、このやりとりはお互いにベストなのか?」
「何に腹をたてているのか?」
「どうしたら、笑顔に近づくのか?」
・・・

自分という仮面をちょっと脱いで、天使になって解脱した天上目線から、冷静に自分や相手の言動を、ただ見つめることができる。
そんな、軸がもう一本あれば、一方的に感情に流されることも、相手に変に迎合して後悔することも、もしかしたら減って行くのでは無いかと思います。

そして、第三者は、お互いが知っている誰かであってもいいですよね。

「こんな時、○○さんだったら、どうするかなぁ?」

そんな、質問や投げかけが、行き詰まった議論が解放される糸口になった経験がある人も多いのでは!?

まさに、自分の憧れ、目標、ロールモデルを第3者に見立てて、自分ではない自分で物事を考え、行動することで、新たな発見に出会えるかもしれませんね。

3つの軸 現在・過去・未来

現在は、歩んできた過去の延長線にあります。

では、未来はどうでしょうか?

人には過去も未来も無い、あるのは、ただ現在(今)の連続だけ

たしかに、その通りです。
でも、日常的には日々、こんな後悔や反省をすることばかりです。

「なぜ、こんな事になったんだろう」
「こういう結果になったのは、どんな経緯や原因なのか」
「こんな事なら、もっとこうしておけば良かった」
「今までのとおりこのまま行くと、どんな事になってしまうのだろう?」
「も一度、人生やり直すのなら・・・」
・・・

どうしても、起こっていない未来に目を向けるよりも、過去の出来事に対して、思いをはせる機会の方が多いですよね。

でも、過去はもう変えられません。
変えることができる”これから”という未来軸を、もう1本立てることで、違う発想に出会うことが出来るはずです。

「今後、○○が無くなったら、どうだろう?」
「○年後の自分が見たら、どう思うだろう?」
「○年後は、こんな状態にしたいから、そこから逆算するとどうだろう?」
「未来の自分から見たら、どう移るだろう?」
「今とは違う、こんな未来を実現するには、何が足りないだろう?」
・・・・

いかがでしょうか?

とにかく、未来軸を入れることで、

 ・ 発想の転換
 ・ ポジティブな発想
 ・ 斬新なアイディア

が得られる機会が広がるのではないでしょうか?

 過去の反省や振り返りは成長の元ですが、そこに未来軸を取り入れて、よりポジティブな発想で、変えられる未来を自責で変えていきたいですね!

ほかにも、「3つの軸」という考え方、キーワードは沢山あります!
2軸よりも3軸。考え方のコツやヒントをほかにもぜひ探してみましょう。
「早い、安い、旨い」(3軸)みたいな・・・

あっ、そういえば当社の社名の三光も、太陽・月・星の光の3軸でしたねー(笑)

※ 2020年 社長VOICE抜粋に加筆


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