『まっくろくろ助』が人生観をひっくりかえした日
うしろを向くと、ほこらに黒い霧がかかっていた。
それはたくさんの「まっくろくろ助」のようにも見える。あっけにとられボーっとしていると、いつのまにか黒い霧は消えていた。
▼出雲大社で出会った黒い霧
浄化ワークなかまと出雲大社へいったときの話。
わたしは神社に興味がなく、このときも誘われたから仲間について行くことにした。
クルマで10時間かかった出雲大社は、想像よりおおきくて風格もあった。そして、まずはみんなで本殿へ向かい参拝。そのあとはフリータイムになったので一人散策することにした。
境内をひととおり歩き、さいごに本殿裏のほこらへ向かう。すると急に心臓がバクバクと激しく動いた。あまりのバクバク具合にパニックになり、来た道をあわてて戻る。とりあえずベンチに座りひと息つくと心臓はもとに戻った。
「おれは病気になったのか?イヤ絶対に違う、、、」
ふしぎと場所に原因があると直感。でももう一度あのほこらに近づいたら命はないかもしれない。
しばらく考え「まぁいっか」と開き直り、さっきの場所へ向かった。
ほこらへ近づくにつれ心臓がバクバク動きはじめる。でもこんどは冷静だった。さらに「ここに居座ってやる」となぜか強気。
ゆったり呼吸しながら数分がたった頃、うしろをふり向いた。すると本殿から、となりのほこらへ向かい黒い霧がかかっている。それはたくさんの「まっくろくろ助」のようにも見える。
あっけにとられボーっとしていると、いつのまにか黒い霧は消えていた。
▼人生観がひっくりかえる
謎の黒い霧とであい、人のあたまでは理解できないものがあると思い知らされた。
そしてこの体験をして人生観がひっくりかえる。
いままでは他人を蹴落とすことばかり考えていた。でも今は人と協力したり、人からなにかを学びたいと考え方が変わり。さらに頭を下げるのがきらいだった自分が、神社でふかぶかと頭をさげるときに心地よさを感じるようになった。
これまで自分が一番になることを考えてきた。
でも本当は「頼れる仲間や、敬意をはらう生きかた」を求めていたのかもしれない。
▼土地の浄化力
この体験をとおして、人のあたまでは理解できない何かが存在していると思い知った。
さらに誰にでも相性のいい土地があると感じる。実際わたしは出雲を訪れているあいだ、ずっと元気で「もう帰りたくない」「出雲から離れたくない」とおもうぐらい愛着が湧いた。
そんな場所では土地の浄化力が働くのだろう。だからおおきな変化がおきた。そしてなにより、この体験は日々おこなっている浄化ワークの成果だとおもっている。
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