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どうしようもない

 わたし、実は受験生なんです。受験生が十月に新しいこと始めるなんて危機感が足りないと思われるだろうなと思います。(しかも今は定期試験真っ只中!)

 でも、受験が終わって、晴れて大学生になったとき、わたしは十月にこれを始めたことを後悔しないと思う。
 こうして、自分の内面を言語化して曝け出せる場を見つけることができて良かった。まだ昨日投稿した決意表明みたいな文章しか書いていないけど、心做しか体がすっきりしているように、思える。

 わたしはどうにも考えすぎてしまう性格で、考えてもどうにもならないことをぐるぐると考えてしまう。

 例えば、もうすぐわたしの第一志望校の早期入試一次試験の合否が出ます。一次試験、と言っても指定されたテーマについて書いた文章を送って、それをもとに合否判定が出るという形なのでわたしにはもうどうにもできません。
 それでもやっぱりぐるぐる考えてしまう。落ちていたらどうしよう。泣いちゃうかも。意外とダメージは受けないかも? なんて。

 わたしは無宗教だけど、こういうときだけ神様に縋りたくなってしまう。この文章は予備校の自習室でこっそり書いているのだが、予備校の近くに神社があるからダメ元でお参りに行こうかな、とさえ思ってしまっている。

 この試験は早期入試だから、ここで落ちても一般で受かれば第一志望には行けます。でも、わたしなりの全力で書いた文章たちを認めてもらえなかった、というダメージは受けちゃうかも。
 一次試験で受かっても二次試験で落とされる可能性があるから、受かってもまだまだ心労は続きます。

 こうやって起こってもいなくて、自分の力でどうにもならないことをぐるぐると考えてしまうことが、わたしの特技!

 このぐるぐる思考、わたしの母にとっては理解できないらしくて、不安だなあと思ったことを話すとたいていかる〜くあしらわれて、別の話題に移ります。
 わたしの話ってあんまり聞いてもらえない。

 否定されたくなくて、もう数年前から家族にはこのどうしようもない不安を話さないことにしています。かといって、自分の中で消化できるほどわたしは前向きな人間じゃない。友達に話すというのもアリだけど、みんな優しいからわたしの不安に付き合わせたくないと思ってしまう。

 だから、数日前ここを見つけたとき運命だ! と思いました。文章を読むのも書くのも大好きだから、楽しくて、こころがほんのり温かい。
 わたしと似ているひとって案外いるんじゃないかな、と思わせてくれた。

 みんなそれぞれ苦しんでいたり、楽しんでいたり。顔も知らないひとの人生を覗けて楽しい!
 わたしも、不安を吐き出せてすっきり!

 やっぱり文章を書くという行為には、意義があると思います。
 後悔なんてしない! 受かっているといいなあ、それだけです。

 日本のいいところはなんでも受け入れちゃうところだと勝手に思っているので、神社にも行っちゃおうと思います。こんなときくらい、縋らせてください。

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