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やりたいことはありますか?じゃあ、やりましょう。

昨年末に、今までの職歴の棚卸しをしていて気づいたことがあります。Face book に投稿した内容と同じものをここにも記しておきます。少しでも読んでくださった方の参考になればいいなと思います。


大袈裟な言い方だが、今までを振り返り、
人生の転機が少なくとも2回あったことに気がついた。
ほんとになぜ、こんな大切なことに気づかなかったんだろうって
言うくらい私には大きなことだった。
最初は20代の銀行員時代。
行内での選抜試験をパスして米国研修に8ヶ月間行った時。
「女性が男性と同じレベルで働けるって考えてる女には、吐き気がする」って同年代の男性行員が平気で口にする時代。
人事部も「女性を海外に派遣するわけないでしょう。何かあったら責任取れない。試験を受けてもいいけど、選ばれないと思うよ」
でも合格した。

2度目は30代。銀行に見切りをつけて教員に転職した時。当時1歳の息子を抱っこしながら、採用試験の勉強を夜な夜なした。夫は、転職に反対だった。「銀行が給料いいのに。教員なんてつまらないよ。絶対やめた方がいい」
でも合格した。教員は天職だった。

あの時の頑張りがあるから今の幸せがある。
やりたいことに向かっている時に、追い風よりも向かい風を感じることもあると思う。
そんな時は、人生ってそんなもんだと思えばいいんじゃないか。
ただ自分の気持ちに正直になればいい。自分を信じるとか、そんなことでもなく、ただただ、やりたいと思うならそれをまずは貫いたらいい。その先に何があるかとか一切考えず、ひたすらそこに向かえばいい。

年齢や性別や人種やその他諸々を理由に、やりたいことを諦めるのも別にいいと思う。自分が納得しているなら。
自分を無理に納得させるのはやめた方がいいけど。

私はあの時の自分を誇りに思う。誰に何を言われても、まっすぐ前をみて諦めなかった自分。
ほんとに偉かった。
今思う。将来の自分に感謝される、今の自分でありたい。

還暦を過ぎたが、また新たな挑戦をしている。追い風も向かい風も両方感じながら。
人生そんなもんです。

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