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本当の本当の本当の自分を見つけることはできるか

昨晩は松原やすきさんの「個別構造心理学」の講座の最終日だった。
松原さんと出会ったのは昨年の8月からなので、もう1年間も学ばせてもらっている。

・SIT(セルフインテリジェンストレーニング)(2023年11~12月)
・一次構造心理学(2024年1月)
・知覚構造心理学(2024年4〜6月)
・個別構造心理学(2024年8~11月)

一時構造心理学は違ったが、それ以外は大体夜20時から毎週のように行われた。直近で全部受けた人は少ないと思うので、それぞれの概要とコメントを残しておこうと思う。

もしも読者の方で、「これってどうなんですか?」と言う疑問があればぜひコメントで教えてもらいたい。随時追記をしていきたいと思う。

松原靖樹って何者?

ざっと僕が知っている情報だけ箇条書きすると。

・18歳から進学せずに海外に行っていたとか
・若い頃は貧乏だったけど英会話スクール事業でお金持ちになったとか。
・セミナー事業で2回目のお金持ちになったけど鬱病でブランクがあったとかお金持ちになったとか。
・以前はアメブロの起業家の記事をたどったらなぜか松原さんに繋がるほど「何者!?」って感じだったとか。(妻談)

ご自身で自分のことを色々書いているので詳しくはこちらをご覧ください。
11/27から大阪に1ヶ月いるので、メッセージ送ったらお茶してくれます。

僕から見た松原さん

僕から見た松原さんは「イケてる変なおじちゃん」だ。
いや、ずっとサングラスかけてるし、Facebookでも難しいことばっかり言うし、日本国籍辞めたいとかウクライナ行くとか言ってるし、4つのポジショニングとか構造心理学とか理論を体系立てて考えるし。

だけど、本当のことしか言わないので、一緒にいて居心地がいい。

これまでいろんな年上の男性と出会ってきた、創業社長、投資家、経営者、上司、同僚、誰と会っても物事を俯瞰して体系立てて、「本質的な視点」で人生に取り組んでいる人はいなかった。

僕は松原さんのことを憧れたり、かっこいいと思ったり、ヨイショしたり、気を遣ったり、したくない。ちゃんと本当の自分と人生に向き合うことが最大限のリスペクトだと思っている。

初めてセッションコンサルを受けた時が衝撃で、
自分でも気づいていない、いや本当は気づいていたかもしれないけど常識とか経験とかこれまで積み上げてきた「いろんなこと」で覆い被さっていた

本当の本当の本当のところの自分

が何なのか、アプローチするきっかけをくれた。
正直びっくりした。

人生を変えたい!と思っている人は、性格診断とか心理学とかコーチングとかにお金払うくらいなら、松原さんの個人セッションを1回受けた受けたほうがいいと思う。年内は半額だそうです。

ただし気をつけた方がいいのは、心の奥底を見透かされるので、結構な確率で「図星」な気持ちになる。そして心の奥底で自分で思っていることを言語化されて気付かされるので、それを無視していると居心地が悪い感じになる。だって「本当はこうしたい・こうあるべき」を知ってしまったら、もう無視できなくなる。無視する=本来の自分を諦めるとなるので。
ただし、歳を取ればとるほど、取り返しがつかなくなるので、できるだけ早く受けることをお勧めする。今世はひとまず平凡な人生で良くて、来世頑張るという人には向かない。

さて、前置きが長くなったが、本題に移りたいと思う。まずはSITことセルフ・インテリジェンス・トレーニングだ。

SIT(セルフ・インテリジェンス・トレーニング)

講座の説明はこちらに譲る。年内半額ですって。羨ましい。

はじめに松原さんにこう聞かれた。

「これから自分の内面を探っていく方法を探す上で、全体の構造を知った上でアプローチしたいですか、それとも本当の本当の部分からアプローチしたいですか?

前者は例えるなら、国を攻めるときに、国全体を理解した上で攻略すること
後者は例えるなら、国の首都、本丸を攻め落とすこと。

僕は後者を選びました。

やっていくことは、2週間に1回のzoomでのセッション。それぞれ自分の目的に合わせて進めていく。その時は僕は合わせてジョブフィードバックシートや、ストレングスファインダー、人生年表なども提出して、自分の強みの分析もしていただいた。それを踏まえた上で、これからの人生どう言うふうにしていきたいか、どうなりたいかを聞いてもらう。

しかし、松原さんは常に

本当の本当のところではこの人はどう思っているのか?
何がこの人のこの発言をさせているのか?
何でこの人はこういう考え方をしているのか?

という感じでこちらの話を聞いてくれるので、こちらもワタワタする。「あれ、なんかいらんこと言ったかな?」という感じになる。

SIT受講で気をつけること。

SIT(セルフインテリジェンス)受講する際に気をつけるべきことといえば、

できるだけ飾らずに思っていることをそのまま言うこと

だろう。

松原さんはいつも真剣にこちらに問いかけてくる。「なぜそうしたんですか?」とか「なぜそうなんですか?」とか。ときに厳しい物言いに聞こえるかもしれない。でも「本当のところ」を追求しているだけなので、受講しているあなたに対して理不尽に腹を立てたり、怒りをぶつけているわけではない。ただ単純で純粋な疑問を投げかけてくれているだけなのだ。

ときにはこちらも「あれ、そう言う意味で言ったんじゃないんだけど」という時もある。そう言う時は「そうじゃなくて、こうなんです」ときちんと説明した方がいい。

説明した上で「だったらOK」という場合もあるし、「いや、だったら尚更こうですよね」となることもある。とにかく、世間体や遠慮は全て取り除いて対話する意識を持った方が、より良い結果を得られると思う。

一次構造心理学

松原理論のはじめにやること、それが「一次構造心理学」だ。名前だけ聞くと何かさっぱりわからない。一次ってことは二次、三次と続いていくのか?とか、そもそも何?とか。実は1月受けた後、別のグループ向けに一次構造心理学が開講されていた。その時の説明のページがかなりわかりやすいので、こちらを参照されたい。

上のページを読まない人のために、
一次、二次、逆次を簡単にざっくり説明すると

一次は「本当の本当の自分で生きている」
二次は「世の中や外の環境・システムに合わせて生きている」
逆次は「世の中や外の世界に反発して自分の世界を作って生きている」

という感じだ。
面白いのはある部分では一次でもある部分では二次や逆次ということもある。だから都度都度自分の中で確認作業が必要になる。

一次は本当の自分を理解して、外側の世界のことも理解して認めて、ただただ外の世界で実践して形にするべく生きている人。

二次は外の世界のルールや価値観に合わせる形で「普通こうだから」という考え方で生きている人。

逆次は、「普通こうだけど、俺は違う!違う世界を作る!」と外側の世界に対してわざわざ反発して生きている人。

また、一次、二次、逆次、にそれぞれ9つの種類がある。
その考え方も面白いので、上記のページは参照されたい。

蛇足感あるが、一次構造心理学を受けて面白かった考え方を1つ紹介したい。
それは「興味関心のコップの考え方」だ。
ちなみにこれから述べることは僕個人が解釈したことをnote用にわかりやすく噛み砕いているだけなので、松原さんがこういう表現をしたわけではないので悪しからず。

興味関心のコップ

人にはそれぞれ、興味関心の向きというものがある。例えば新しい文化やカルチャー、技術に目が向く人もいれば、太古の技術や文化、歴史に目が向く人もいる。その両方が気になる人もいる。

私たちはそうした、「無数の興味」を持っている。そしてそれぞれに対して、その興味関心のキャパシティを持っている。わかりやすくコップに例える。

そのコップが大きい人も小さい人もいる。大事なのは、

・それぞれのコップ全てにちゃんと水を注ごうよ。
・小さなコップの存在を無かったことにするなよ。

ということだ。
私たちは、ついつい自分が一番興味があるものに目が向いてしまう。そして自分はそういうことに興味がある人間だ。と思い込んでしまう。

しかし、無数のコップが存在しているはずで、それら全てを無視していることは自分の中にあるものを無視しているということになる。

じゃあ無数に色々なことに手を出せばいいのかよ!

となるかも知れないけれど、そうではなくて、

すると今度はコップの中でも大事なコップ、少し大事なコップ、普通なコップというふうに分類分けできる。

そうして、大事なコップだけ残していくという、再定義を自分の中でしていこうよ!ということだ。

知覚構造心理

構造心理学シリーズの2つ目は知覚構造心理だ。(ここまで書いて力尽きそうになっている。ここから講座長くなるのに…)

まずは松原さんのページを見てくれ。

知覚構造心理は一言で言うと。

人間が外の世界の物事に触れた時、何が起こってるんやろか?

ということの構造を説明した講座だ。

知覚構造心理は大きく分けて2つのパートに分かれる。

・二進理論
・7層の深層心理

はぁ〜〜〜〜わかりにくい。

上のページを読まない人のために簡単にざっくり個人の理解で説明する。(再三言うが、松原さんがこう言っていたわけではなく、あくまでも長谷川個人の理解です。)

二進理論は、

人間ってさ、いろんなものに触れたり学んだりするじゃん?なんか聞いたことあるなとか、話を聞いてモヤっとしたりとか、感じたりとか、そういう時って一体何が起こってるんだろうね?

ってコト。

7層の深層心理は、

人間ってさ、生まれてからだんだん成長してみんな人それぞれ違った興味や考え方、関心を持つようになるよね。その中で、一次や二次、逆次になるよね。一体どういう構造になっているんだろうね?

ってコト。

二進は情報を取り入れる段階とか流れの仕組みのこと
7層は人間が外部の情報を取り込むときのフィルターについて説明している

という理解をしている。
(すまん、一気に書いているので疑問質問はコメントで聞いてほしい!感想でも嬉しい!)
さあ、次に行こう。

個別構造心理

昨日終わったのはこちら。構造心理学の3つ目の講座。
まずは松原さんの説明をば。

上のページを読まない人、読んでも理解できない人のために説明する。

個別構造心理はざっくりいうと

みんなさ、強みとか個性とか才能とか在り方とかた〜〜〜〜〜〜〜っくさんの宝物を持っているんだから、ちゃんと在庫管理して全部使おうぜ!!もったいねーよ!!

ってコト。
ただ、カリキュラムはページの説明に書いてあるものとはちょっと違ってて、参加者に合わせて必要なものを必要分量出してくれる。今回は超超超てんこ盛りで、松原さんも

「これで構造心理学も一旦すべて終了なので、僕がマメなら修了証でも出したいところです。」

と言っていた。いや、出さへんのかーい!
(ちなみに、この先に「肉体心理」というものもあるらしい)

ざっくりと、自分の理解のためにも説明してみる。

僕たちの中にあるお宝1「7つの資質」

7つの資質は

素質、センス、才能、強み、価値基準、人格、スタイル

の7つ。それぞれの説明は…いつか別の機会に譲ろう。
これまたざっくり書いておくと、

人間ってさ、いろんなシチュエーションでいろんな力を発揮するよね。環境が変わったら仕事の成果がめっちゃ出たり、子供達の前ではすごく優しくなったり。そういうのを1つ1つ見ていこうよ。

ってコト。

僕たちの中にあるお宝2「7つの制約条件」

制約条件なので、お宝っぽくないのだけれど。資質をうまく扱うためには知っておかなければならないことなのでお宝に含まれる。

環境設定、処世術、ブロック、一貫性、非確信、未知覚(知覚限定)

7つの資質と連動しているものがある。
例えば、ブロックによってスタイルが阻まれたり、処世術によって才能がダメになったり。

僕の場合はブロックがあと年くらいどうしようもないということがわかった。アーメン。

人間性の中のお宝その3「4つのポジショニング(の図)」

人間は上記の2つのお宝を持っている。そのお宝を使って、どういうふうに人生進んでいくものなのか?という構造を説明したものが、このパートだった。

僕がテキストを解説した動画もこちらの載せておきます。
メッセージをいただけば、僕からフィードバックもします。


宝物を扱う上で知っておくこと「人間性と可能性」

個別構造心理で扱うのは人間性の方だけれど、今回は可能性までやってくれるということになった。

僕たちの中には「宝物」が眠っている。松原さんはスマホのアプリに例えたりもする。アプリの機能を全部把握した上でしっかり使っていこうぜ!ってことだ。

で、それは各々個人の話になる。iPhoneとかギャラクシーとか、人ぞれぞれスマホのスペックも、そこに入っているアプリも違いますよね。

で、そういうスマホがたくさん集まると、いろんなコミュニケーションが生まれたり、思いもしなかったようなことが起こったりする。
それは個人にできることの域を超えていて、まるでコントロールできないことがある。

僕たち個人はその偶然によって常に支配されているので、一体その偶然ってどういうことが起こっているんだろうね?ということを説明してもらった。

例えば、ある自分が起業したとする。事業がうまくいって、だんだんとメンバーも増えてきた。そのうち社員が100名を超えた。すると、会社にいる個々の人物たちの性質によって集団のカラーができ、それは創業社長が持っている宝物(またはアプリの機能)とは全く関係がないものになる。

そうなると、創業社長の思惑とは異なる方向に行くこともある。

それらは、個人でコントロールできる域を超えた物事で、そういう物事によって僕たちは支配されているよね、だから知っておこうね。という話だと理解している。

【まとめ】ぶっちゃけ1年間どうだった?

やってよかった。1年前の自分とは全く別人だと思う。まさか1年後、スリランカに行く!とか言っているとは思いもしないだろう。

松原さんのセッションや講義は毎回録画をシェアしてもらえるのだが、初めてセッションを受けた時とは見違うような自分になっている。

ただ、正直全ての項目を自分に照らし合わせて十分にチェックができたかというとそうではない部分もある。だけど重要なことは全てを暗記したり理解することではなくて、どれだけ本当の本当の自分として「一次」を歩んでいけるかどうかだと思う。

なので昨日の講座で「この動画見返すか悩んでます」と言ったら

まず今「見返すか」「見返さないか」。そして見返すならどこをどれくらいか。見返すならいつなのか。見返さないということはアリなのか。自分の中にある本当のところに聞くしかないですね。(意訳)

と言われた。まあそうやな。

松原理論が向いていない人

正直、この記事をここまで読んだ人には絶対必要だと思う。

理由は明確で、

そもそもこの記事をここまで読むというレベルの興味を持っている人は、どうしたって「本当の自分」を活かしたいと思っているからだ。

各講座の値段は少し高いものもある。なので、興味がある人は松原さんのオンラインサロンからスタートしたらいいと思う。
月額5500円で、毎月オンラインでグルコン2回をやっているので、とりあえず1ヶ月だけ入ってみて、違うかどうか確かめてみてほしい。

でもどうしたってグルコンなので、個別にプライベートな話を聞きたいという人はSITに興味がある旨を相談してほしい。絶対に事前に相談に乗ってくれるはずなので。そういう「自分と自分の人生に向き合うことを諦められない人」を松原さんは見捨てないと思う。

あとがき

1年間の振り返りをやってみようということで思いがけず超大作になってしまった。2時間ぶっ通しで書いた。編集とかするつもりもないので、コメントで意見や質問、疑問をいただいたタイミングで加筆修正したいと思う。

もしも、「SITについてもっと個別にまとめてほしい」とかそれぞれの項目であったらリクエストしてもらえると嬉しい。

最後に1つだけ言いたい。僕は「松原靖樹信者」ではない。かつできるだけ取り巻きみたいにならないようにと思っている。僕はただ、「本当の自分と人生に向き合う」というスタンスを持った人生の先輩という認識だ。

僕にとって何より重要なのは「松原さんに気に入られること」ではなく、「自分自身を知ること」だ。なのでこの記事も「思いついたら最後でやり切ったらどうなるのか?」「一日4000字を書くのをやってみたい。」ということやるためのテーマとして思いついたからやってみただけだ。(どうせならなら何かの役に立てばという気持ちは少しはある)

なので、ぜひフラットな気持ちで松原さんに会って話をしてほしい。新たに松原さんを知った人なら尚更。そういう人を彼は待っていると思う。

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