2024コラム#36 食事テクニック②
こんにちは!
今年もあと100日程度しかありません!
1日1日を大事に向き合い、後悔のない2024年にしたいと思います!
寒くなってきましたので、体調を崩さないようにご注意ください!
野菜を先に食べる
よく、ダイエットで勧められる「野菜を先に食べる」というテクニックに効果はあるのでしょうか。
私の考えは、食事のバランスを整えるだけでなく、体重管理にも役立つと考えています。
まず、野菜を先に食べることで、血糖値の急激な上昇を抑えることができます。野菜に含まれる食物繊維が、炭水化物や糖質の消化吸収を緩やかにするため、食後の血糖値のスパイクが抑制され、インスリンの過剰な分泌を防ぎます。インスリンは脂肪の蓄積を促進するホルモンであるため、その分泌が抑えられることは、体重増加を防ぐ上で重要です。
次に、野菜を最初に食べることにより、満腹感を感じやすくなります。野菜には水分や食物繊維が豊富に含まれており、少量で腹を満たすことができます。その結果、カロリーの高いメインの料理やデザートへの欲求が抑えられ、食事全体のカロリー摂取量を自然と減らすことが可能になります。
ただし、食物繊維が水分を吸収し膨らむまでは30分~1時間かかるため、早食いの場合はこの効果は難しいかもしれません。
また、野菜を先に食べることで、栄養素の吸収も良くなると言われています。野菜に含まれるビタミンやミネラルが消化器官で先に吸収されるため、体内での利用効率が向上します。特にビタミンCやカリウムなど、熱や他の食品との反応によって失われやすい栄養素の摂取に有効です。
このように、野菜を先に食べることは、単に食べる順番を変えるだけでなく、血糖値の管理、満腹感の向上、栄養素の効率的な吸収という、ダイエットにおける重要な3つの利点を提供します。日常の食事で意識してみることで、健康的な体重管理が期待できるでしょう。
しかし、絶対に忘れないでほしいのは、消費カロリー>摂取カロリーでないと体重は減らないということです。
野菜を先に食べても、いつもと変わらない食事量や食事内容であれば、このテクニックだけで体重が減らしていくのは不可能です。
あくまで、摂取カロリーを抑えるために使える補助的なテクニックだと思ってもらえれば幸いです。
今週の映画
今週見た映画は「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」です。
映画『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』は、第二次世界大戦中にナチスの暗号機エニグマの暗号を解読し、戦争の行方に大きな影響を与えたイギリスの数学者アラン・チューリングの生涯を描いています。
そのため、実話が基になった映画です。
ベネディクト・カンバーバッチがチューリングを演じ、彼の内面と葛藤を深く掘り下げた演技が非常に評価されました。
この映画の中で特に印象的なのは、チューリングが直面した多大なプレッシャーと孤独感をどのように乗り越え、どのようにして彼の知性と独創性が活かされたかという点です。
また、彼が同性愛者であったことが当時の社会にどう受け入れられ、どのような影響を受けたかも重要なテーマの一つです。
この映画は、チューリングの偉大な業績だけでなく、個人的な苦悩や戦時下の倫理的ジレンマにも焦点を当てています。
カンバーバッチの演技だけでなく、キーラ・ナイトレイやマシュー・グードといった共演者も素晴らしい演技を見せており、彼らのキャラクターがチューリングの周囲にどのように影響を与えたかが描かれています。映画の演出や脚本も高く評価され、観客に深い感動を提供します。
技術的な詳細と個人的なドラマが絶妙に組み合わさっており、知的なスリルと感情的な共感の両方を呼び起こす作品となっています。
全体的に『イミテーション・ゲーム』は、科学と人間性、そして愛と損失についての感動的な物語を提供しており、多くの人々に影響を与え続ける映画です。
ぜひ、一度見てみてください!