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#男子大学生

奇跡しか信じない夜

僕は19歳のごく普通の大学生だ。
そんな僕が高校2年の頃に一つの詩を書いた。

目覚ましを2分遅らせ目を閉じる夜
弱く大きい
黒く眩しい
泪が耳を痛く撫でる
薄情な温かさ
冷めた優しさ
「僕は君の1日の頑張りだよ」
耳元で囁く
アイロニカルな言葉の語尾に
瞑る目はもう余ってない
生ぬるい布団
足跡つけて外に出る
行き先は丘ではなくて
最寄駅
カムパネルラは…
いない
見慣れた町に目を背ける
無感情

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