学習マンガ、笑って学べていいね。
小3の次女が、昨年から夢中になっているマンガがある。それが、「理科ダマン」という学習マンガだ。
おともだちの家で初めて読んで面白かったそうで、それをきっかけに、つぎつぎと購入している。
理科ダマン
毎日ひまがあったら読んでゲラゲラ笑っている。そんなにおもしろいんだね、とパラパラめくると、お顔が白くてなんだか独特な印象だ。
韓国発のマンガ
作:シン・テフン、まんが:ナ・スンフンで、作者は韓国人だ。原作は2009年からというから、韓国では15年前から人気だったのね。いよいよ日本にやってきたということだ。
理科 ✕ ギャグ
ぱらぱらみていると、一つの話がみじかい。そして、「なぜおならは臭いのか」「うんちをしなかったらどうなるの?」といった、小学生が大好きなテーマが取り上げられている。
世の中のふしぎ・科学のふしぎが、とにかくおもしろおかしな展開で描かれている。
子どもは、ただストーリーが面白くて読んでいるようだ。気づいたら、学びにもつながっているわけだから、すばらしい学びのツールともいえる。
我が家の学習マンガ
我が家にある学習マンガをふりかえってみた。
◾サバイバルシリーズ
中3の長女が、小学生のときから流行っていたのが、朝日新聞社出版のサバイバルシリーズだ。このシリーズも大変お世話になって、家にもたくさんある。
サバイバルシリーズは、ジャンルが豊富である。
あらためて調べてみると、
「生物・自然・技術・災害・環境問題・人体・古代生物・宇宙・ロボット・遺跡」
と、なんと10種類もあった。
いつのまに、こんなにふえたんだ……。すごい。
◾ドラえもんのワールドシリーズ
ドラえもんの「科学ワールド」というシリーズも子どもたちに人気で、何冊かもっている。
マンガだけではなく、説明部分もしっかり書かれているので、おとなが読んでもためになる。
◾中学生向き?学習マンガ
本屋さんでたまたま見つけた本。中3の長女が中学に入ったころ、おとなが読んでもおもしろそうだと思い、親子で読もうと購入した本。
このマンガなら、物理のハードルも下げられるかもしれない、とも期待していた。なぜなら、わたしは、中学・高校時代と物理が苦手だったからだ。
こちらも、全部マンガだ。
この本を買ってから2年経ったころ、中3になったある日に、長女がぼそっと言った。
「このマンガを読んでいたから、今回の試験がうまくいったみたい。」
あの本を読んでいて、しかも記憶に残っていたようで、よかった。
まとめ
学習マンガの良さは、3つある。
1)スイスイ読める
マンガでストーリーも笑いをとりいれているから、子どもは興味をもってスイスイ読めてしまう。
2)くりかえして読みたくなる
とにかく、笑えておもしろいから何度でもくりかえし読んでしまう。
3)記憶に残る
イラストとストーリーがおもしろく、かつくりかえし読むので、記憶にばっちり残る。
こうして、学びのハードルが下がることで、学校の勉強となると苦手だなと思ってしまう分野でも、興味をもつきっかけになる。
おもしろいな・楽しいなという思いから、さまざまなことを学んでいくことが、学びの原点であることをあらためて教えてくれる。
最後までお読みいただきありがとうございました。