じぶんの年齢を客観的にみること。
40代なかばのわたし。人間としての中身というのか、じぶん自身の「核」は、20代の頃からなんら変わっていないと思っている。
22歳で社会人としてスタートしたときのじぶんを思いだしてみる。そのころ、40代や50代だった社員をみてどう思っていたのか。
じぶんの両親と年齢が近く、「年配の人」というくくりで、若者のじぶんとは別世界だと思っていた。
ところが、年をかさねて40代になってみると、外見や体力の変化は感じているものの、じぶんの内面の「核」はなんら変わっていないのだ。ただ数字が増えただけだと感じてしまう。
年齢を客観的にみる瞬間
ときどきじぶんの年齢を客観的にみる瞬間がある。それは、テレビでニュースをみているときだ。
ニュースでは、犯罪のニュースも明るいニュースも、年齢情報もつけて人々が報道されていることが多い。
じぶんと同じ年齢だったり、年齢が近い方がでていると、ついじっくり見てしまう。
(わたしの年齢ってこんな感じなの?)
(わたしはこんな感じにみえているのかな?)
老化の個人差はあるとはいえ、じぶん自身の年齢を客観的にみることになる。
それは、たいていの場合、じぶんが思っているより老けている、ということにがく然とする。
(どれだけじぶんをたな上げしているのか……笑)
おそらく、じぶんが意識している年齢と実年齢には差があるのかもしれない。
1977年生まれの有名人
年齢を客観的に判断する方法として、1977年生まれ(今年で47歳になる)の有名人を調べてみた。
(以下のキャプチャはhttps://entertainment-topics.jp/64745から引用)
まず、女性。
続いて、男性。
外見にみがきのかかっているプロの方は、写真ということもあるかもしれないが、別次元だと感じる。
意外にも歳をとっていたんだね、とおどろいてしまった。裏を返すと、あこがれの47歳ということになる。
これは、わたしがニュースで報道される方々をみて感じたこととは逆だった。
外見もさることながら、長年テレビでお見かけした方々は、昔の印象が強く記憶に残っているため、年齢というものを意識していないのかもしれない。
実感年齢白書2022
日本人の年齢意識に関する興味深い調査結果をみつけた。
こちらの調査は、サントリーウエルネス株式会社が、年齢意識に関する全国アンケート調査を実施し、日本人がもつ年齢意識や、実感年齢と個人の特徴の関係を紐解いた、「実感年齢白書 2022」である。
この調査結果の一部を以下に引用する。
この結果をみると、年齢が上がるほど、実感年齢が下がる傾向があったようだ。その境目は37歳だということ。以下のグラフがとても興味深い。
おおくの方々が、歳をかさねるにつれて、実年齢をそのままとらえていないのだと感じた。わたしもそのひとりだ。
また、年齢にとらわれず、自分が楽しい、うれしいと感じることはガマンせずにやり、仲間たちともハッピーな時間を過ごしている人物ほど、この実感年齢が若くなるとのこと。
年齢はあくまで記号?!
実感年齢は、じぶんが意識している年齢だが、「見た目の年齢」とも関係があるのか、とても興味がある。
きっと、おなじように、楽しい・嬉しいということをやっている人ほど、見た目年齢も若いのだろう。
歳をかさねるほど、見た目や行動に表れる「若さ」は、心がけ次第で変わる。
じぶんの「核」は、表面的な年齢とは無関係に、変わらぬものがある。
年齢は、あくまで記号にしかすぎないのかもしれない。