「嫌いじゃない」ではなく、好きなら「好き」と言わないと。
「どちらかといえばそう」
「嫌いじゃない」
そんな言葉ばかり使っていると、だんだん自分の本心が分からなくなっていく。
好きなものには「好き」と言っておかないと、「これは好きなものだ」という仕分けをしておかないと、自分が本当に好きなものが何か、分からなくなる。
僕らは大人になるにつれて、誰かを傷つけないための言葉、言い回しを覚えていく。
好きか嫌いか、白黒はっきりさせてしまえば都合が悪くなる。だから、「どちらかといえば」という前置きをして予防線を張ってみたり、「どっちも