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新たな年をスマートに迎えたい、その極意はいかに?
もうすぐ2024年も終わり、2025年がやってきます。
我が家の恒例は、大晦日の23時55分にEテレ2355を観て、新年早々、たなくじで今年の1年を占うことです。
ちなみに今年は「直感吉 直感を信じて進む年」でした。
いろいろありましたが、なんとなくいやな感じがする方向には向かわない、というのがよかったのかなぁ、という気はします。
その結果、来年は激動の1年になりそうで、これは明後日早々のたなくじを観ないと、と今から楽しみにしているところです。
閑話休題
新年を迎えるにあたり、今年の目標を決める、というかたは多いと思います。こんな1年にしたい、今年はあれを実現したい、思いはどんどん膨らみますね。
ただ、膨らますだけ膨らませて破裂してしまっては元も子もないし、空気が足りずによれよれでもこれまた困ります。
適切な目標を立てるのは意外と難しいものですよね。
そこで役立つのが「SMARTの原則」です。
この原則に沿って目標を設定することで、明確で実現性の高い目標を立てることができます。
以下、SMARTの原則について、かんたんに書いてみたいと思います。
SMARTの原則は、以下の5つの要素の頭文字を組み合わせたものです。
Specific(具体的)
目標は具体的であるほど行動に結びつきやすくなります。
たとえば、「英語が上手くなりたい」よりも「TOEICで800点を取得する」というほうが具体的で明確です。Measurable(測定可能)
目標の達成度を定量的に測定できると、進捗を把握しやすくなります。
数値や期限など、客観的な指標を用いるとよいでしょう。Achievable(達成可能)
目標が現実的に達成可能であるかを確認します。
高すぎる目標はモチベーションの低下につながることもあります。
自分の能力やリソースを考慮して設定しましょう。Results-based(成果志向)
目標は得たい成果に基づいて設定します。
プロセスではなく、最終的に何を達成したいのかを明確にすることが大切です。Time-based(期限設定)
目標には明確な期限を設けます。
期限があることで計画的に行動し、モチベーションを維持しやすくなります。
ほかにも、大きな目標だけでなく、その達成に向けた小さな目標を立てることも重要です。
最近よく耳にする「ベビーステップ」を踏む、ということですね。
あらゆる面で加速する現代において、結果もまた手っ取り早く達成したい、とつい思ってしまいますが、そこはコツコツと継続して取り組む姿勢が大事なのは、今も昔も変わらない真実ではないか、と思います。
これにより、日々の行動計画が具体化し、着実に前進することができます。
具体的な例を見てみましょう。
たとえば、「今年、中小企業診断士試験に合格する」という大目標があるとします。
この場合、以下のような小目標を設定するとよいでしょう。
1か月目:基本的な部分を押さえ、全体構造をマスターする
2〜3か月目:主要科目で解答率60%を超える問題を確実に解けるようにする
4〜5か月目:過去問を3回繰り返す
6か月目:模擬試験で80%以上を取れるようにする
このように段階的に目標を設定することで、何をいつまでに行うべきかが明確になり、計画的に学習を進めることができます。
私自身の考えとして、「どんな目標であっても、何も設定せずにいるよりマシ」だと思っています。
しっかりと目標を立てたうえで何かを目指さないかぎり、それを手に入れる可能性は低くなります。
特に価値のあるものを得るためには、明確な目標と行動が必要だといえるでしょう。
目標を立てて実行し、もしうまくいかない部分があればその都度修正すれば良いのです。
完璧な計画でなくても、まずは一歩踏み出すことが大切です。
これから迎える2025年、今年はこれを達成しよう!と、自分の目標に向かって進んでいきたいですね。
その過程で得られる経験や成長は、必ずや有意義な一年をもたらしてくれるはずです。
今年は年末年始のお休みが長いかたが多いと思います。
その時間を有効に活用して、新たな目標を立て、来年の今ごろは、「あぁ、今年は頑張ったなぁ、いい1年だった!」と言いたいですね。
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