いま、いまこそ、フードバンクを創れ!!いまがそのタイミング!!
もうずいぶん前から、このことを私は言ってきた。
日本は潔癖な国で、とてつもなく食べ物を捨てている。
そして、今年の農業も、まだうまくできるかわからない。
食べ物の物価がまだ上がる可能性もかなりある。
コンビニがさすがに世論に負けて、セブンイレブンさえ廉価販売を始めた。
だが、まだ一日10キロ捨てているとあった。リサイクルのほうが高いので、こっそりそのまま捨てているのも多いと聞いたよ。
スーパーだって、どこまでやれているかわからない。リサイクルったって、砕いて動物の飼料や野菜の肥料にするだけ。もったいないこと限りない。一方で、片親家庭など、貧しい苦しい家庭もかなりある。
とにかく店ごとに、交渉だ。リサイクルに回す分を、うちに欲しいと頼み込む。その食べ物をもらってゆく人は必ずいる。我慢して一食減らした人が、三食食べられる。
私のいる滋賀だと、湖東、東側に、ふたつ団体がある。寄付頼みで苦しいそうだが、頑張って持続することを祈る。そこへ誰かが修行に行って、私のいる湖西にも、ひとつ作ってもらいたい。
寄付金頼みだと苦しいので、何か利益も得る仕組みを作らねばならない。海外だと、期限切れを「売る」仕組みがある。いまスーパーで半値で売っているが、小さな棚に乗らないものも、もう少し期限が過ぎたものも、「売れる」法制度を作りたい。そういう品でレストランもしたい。
賀川豊彦のような人が、どう工夫したか学びたい。フードだけでなく、いろんな分野での互助の仕組みを作り上げてゆくのだ。東京で名高い「もやい」なども参考に。国、厚労省も、そういう活動にもっと援助を。社会の底が抜ける怖さは、政治家は皆知っているはずだし知るべきだ。
世界でも、同様の活動は盛んだ。