汗っかきのデブと汗っかきのハゲ

私たちは常に破壊(粒子化)と創造(再創造)を繰り返している。

その破壊と創造のエネルギーは消化力(アグニ)
アグニがきちんとあることは生きる上でとても大事なこと。

破壊と創造ってあんまりピンとこないと思うけど、
食事で考えれば、簡単で、
食事ってまず口に食べ物を入れて、もぐもぐして噛んで粉々にするでしょ?
それって破壊(粒子化)でしょ?
ほいで、胃に送り込まれて、強い酸性の消化液でさらに粉々にする。
ほいで、小腸に送り込まれて、さらに粉々にする。
この世のすべてのものは5元素からできているけど、5元素のレベルにまで粉々にしたらば、今度は肝臓で再創造が始まるわけ。
粉々になった粒子は血液になって全身を流れる。
そして、その中で赤血球とか白血球とか血小板とか、血球成分になるもの、
筋肉になっていくもの、脂肪になっていくもの、骨になっていくもの、骨髄、神経系の滋養になっていくもの、精子や卵子になっていくもの・・・

何かが作られるときって、ゴミが出るよね、例えば、果物食べるときに皮とか種を捨てるとか、
服作るときに、余り布が出るとか、
それと一緒で、体の中で脂肪がつくられるときに汗が出てくるのね。
ちなみに骨がつくられるときには毛とか爪が作られる。
太っている人って汗かく人めちゃいるけど、脂肪って冷たい質だから、暑いから汗かいているわけじゃなくて、脂肪がどんどん作られているから汗が出てくるっていう。
脂肪になりやすい食べものって、甘いもの全般で、油とかさ、乳製品とか、そういうのいっぱい食べてると汗かきやすくなるよね。
高カロリーなものね。

別に太ってないんだけど、めっちゃ汗かきやすい人っているじゃない?
「めっちゃ代謝いーんだね!」ってなるけど、それは確かに!なのよ・o・
アーユルヴェーダで人の体質をみるときにヴァータ、ピッタ、カパって3つの割合でみるんだけど、ピッタって火の質で、これがもともと強い人とか、食生活や生活習慣でピッタが乱れてる人はどんどん自分で自分を燃やしちゃうからどんどん作って、どんどん汗が出るっていう。
ピッタの人ってどんどん燃やしちゃうから、毛が抜けてっちゃうのよね、毛穴を燃やしちゃうというか、毛が生えてられないっていうか、
お酒飲む人にハゲ多いとか、辛いもの好きな人にハゲ多いのとかって、やっぱピッタが乱れてるからよね・o・

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