【入社エントリー】僕として、息子の父として、今mentoに入る理由とこれから
こんにちは、”yogo”こと庄司雄大と申します。
(あだ名は代々続く家業に由来するのですが、話題が散らかるので割愛)
この2022年9月より株式会社mentoに10人目の社員として入社しました。
すでに入社から1ヶ月以上経過していますが、とにかく濃く、楽しい毎日です!!!
今回の転職はとにかく悩み抜いて出した決断なので、備忘の意味を込めて、初noteを書こうと思います。
これまでの話
経歴のサマリーはこちら↓
型なしなんちゃってゼネラリストで大丈夫…?
私は新卒総合職として株式会社コロプラに入社、初回配属でVR新規事業を担う子会社に出向しました。
足元のキャッシュを稼ぐBtoB事業の立ち上げをミッションとして営業や制作進行、アライアンスなど、見よう見まねでなんとか食らいつきました。
さながら昨今のWeb3.0が如く盛り上がっていたVR市場。
未来の当たり前を作るんだ!そのために目の前のことを一つずつクリアするんだ!と鼻息荒く仕事に打ち込んでいました。
一方で新たに仲間になってくれる中途の方々の知識に触れる度に、以下のような不安を感じていました。
あえて言い換えれば「自分は〇〇屋さんだ」と専門性に胸を張りたい。
どこかの誰かに評価される何者かになりたい。
そんな思いがあったのもしれません。
日に日にキャリアへの迷いも大きくなり、なんやかんやご縁もあって2019年10月に株式会社プレイドに転職しました。
顧客と向き合うことで、自分に自信が持てるようになった
株式会社プレイドで過ごした3年間は学びに溢れた非常に充実した時間でした。
お客様や同僚、パートナーの方々のご指導のおかげもあり、「自分は"事業開発屋さん"・"カスタマーサクセス屋さん"だ」と胸を張れるようにもなりました。
それもこれもプレイドには、顧客とその先にいるエンドユーザーに集中できる環境があったからだと思います。
この点について少し詳しく書きます。
日々の活動を通して感じていた会社にとって大事なポイント。
言うなれば"強い会社"の要件を理解・整理したのが以下の図です。
図に書いてあるとおりではあるのですが、"強い会社"は以下の要素が1→4の順に積み上がっているのだと感じました。
遠くブレない確信できるビジョン
長期で汎用的に効く競合優位
機動力高く顧客提供価値に昇華できる事業組織 / カルチャー
時々の市場の流れを捉えた事業
どれが順番を抜かしても歪みが出てくると思います。
振り返ればプレイドには1→3が高い水準で積み上がっており、あとは市場を捉えた事業、すなわち顧客とその先のエンドユーザーにとことん向き合えばよい環境が整っていました。
そんな環境は、守破離を習得したかった私にはもってこいの環境でした。
おかげでエンドユーザーへの価値貢献を起点に、長期を見据え逆算的に思考する癖がつき、そんな自分に自信も持てました。
※上記は個人の見解です。また数年間を振り返った内容であり最新の内容も反映されていません。念の為。
転職を考えたきっかけ
そんな充実した日々を送りながら、なぜ今回転職を考えたのか。
そのきっかけは2022年3月に息子が産まれたことでした。
コロナ禍なので立ち会いはできなかったものの、産まれたばかりの息子の姿は画面越しでも十二分に尊く、言葉では言い尽くせない感慨深さがありました。
産まれてからしばらくの間、
「日課のウイイレしてても楽しくないな?」
「ずっと息子のことばっか考えちゃうぞ?」
「なんだこれ?」
と自分で自分の変化について行けず、悶々としていました。
最近あえて言語化するならこれだ!という漫画に出会えたので以下に引用します。
つまりは"尊すぎる生き物に出会った衝撃で爆発するように激しく内面が変化し、"息子の父"という人格が爆誕 & アイデンティティの第一位になった"のだと整理しています。
私は息子が全てに先立つ人間になりました。
「お前はどうしたいの?」 と息子に問われた気がした
1ヶ月の育児休業中、家族の将来について妻と対話を重ねていました。
その過程で「息子には自分の幸せを自分で定められる人になって欲しい。そのために自分がやりたいことを能動的に選択できる人になって欲しい。」という願いを自覚することができました。
(自分が幼少期から親や他人からの評価を気にして生きてきたことの反動かもしれません)
では、その願いを叶えるためにはどうすればいいのか?
きっと色々やり方はあるのでしょうが、私が至った結論は「子供に願う姿を親が体現し、それを背中で示す」ことでした。
すると息子に願った内容が自分に返ってきます。
自分の幸せを何と定めるのか?
そのために自分はどうしたいのか?
さながら「お前はどうしたいの?」と息子に問われた気分でした。
"息子の父"として"僕"として、それぞれ得たい選択
2つの問いをうんうん考えた結果、それっぽい答えが出ました。
結果としてそれが今回転職を決めた要因になりました。
Q:自分の幸せとは?
A:家族(自分を含む)が「自分は幸せだ」と言い続けられること
Q:そのためにどうしたいの?
A:①「自分は幸せだ」とみんなが言える世の中づくりに直接貢献したい
②プレイドを超える、強い会社を作りたい
この答えには"息子の父"として、これまでと一貫した"僕"として、両方の思いが反映されています。
言葉足らずなので、"②プレイドを超える、強い会社を作る"を補足すると、
「プレイド好き!いいビジョン!いいカルチャー!強い会社!!」
→「0からこの状態まで作り上げるの大変だったろうなぁ…尊敬…」
→「でもその時期が一番楽しいのでは…?羨ましい!!僕もやりたい!!」
って感じです(突然の稚拙な表現)。
自分の幸せに正直に、チャレンジにワクワクする状態でありたい。それが転職を決めた理由でした。
なぜmentoを選んだのか
いくつもある転職先候補の中から、最終的にmentoに決めたポイントは大きく3つです。
1.「自分は幸せだ」とみんなが言える世の中を作ることに直接貢献できる会社・事業か→◎
mentoは「夢中をふつうにする」というビジョンを掲げています。
私が初めてこのビジョンを知ったのは、シリーズAの調達完了に合わせて発信された代表木村のnoteでした。
「僕がやりたいこと、これじゃん。僕もやりたい。」とスッと腹落ちしました。
とはいえ元々コーチングについて知識も乏しかったので、「言ってる事には共感するけど、それ本当にコーチングで解決できるの…?」という疑念はありました。
とりあえずやってみようの精神でmentoに申し込み、体験してみたところ、疑念、晴れました(単純)。
もちろん相性やコーチの方の力量あってこその話ではありますが、木村のnoteにあるようにビジョン達成のためのHowとして、コーチングは間違ってなさそうだぞと確信するには充分な体験でした。
余談ですがmentoは福利厚生としてコーチング受け放題です。
その制度を使って今でも継続的にその時のコーチのセッションを受けています。いい出会いでした。
2.一緒に強い会社を作りたいと思える仲間か→◎
『mentoのメンバーに共通する特長を一言でいうなれば「つよくて、アツくて、やさしい」である』と採用資料に書いてありました。
そのとおりでした。
アーリーなスタートアップなので、「つよくて、熱くて」は想像に難くなかったのですが、びっくりするほど「やさしい」を感じました。
甘いとか緩いとか、そういうことでもなく。
価値観や抱える事情の異なる個として互いを当たり前に尊重するスタンスを、私は「やさしい」と感じました。
当人たちにそのことを直接伝えると、「ウェルビーイングを謳ってる会社がやさしくなかったらダメでしょ笑」と照れていましたが、私はこの人達と"やさしい強い会社"を作りたいと思いました。
3.これから会社を作っていくフェーズか=◎
そんな成熟した人たちが集まっているのとは裏腹に会社を作っていくという観点では白地がたくさんあります。
前段で使った強い会社の要件の図を使って、これから着手するフェーズに色を着けてみたらこうです。真っ赤。ワクワクしますね。
以上3点をmentoがど真ん中ストレートで満たしていたので、mentoに決めました。
ここまでで触れられなかった会社・事業についての詳細はこちらの資料にまとまってるので、気になる方はどうぞご覧ください。
これから何をするのか
mentoには法人事業におけるカスタマーサクセスの確立をミッションとして入社しました。が、意識のうえではあまりそこにこだわってはいません。
夢中をふつうにするために、必要なことはなんでもやる。
そんなスタンスで励もうと思います。
やさしい仲間と頑張る父の背中をいっぱい息子に見せるぞ。頑張るぞー。
◆mentoのコーチングにご興味をお持ちいただけた方
まずは5,000円(税抜)で体験することができます。
◆mentoに相談したい経営者や人事の方
法人向けプランもあります(私のメインはこちら)
◆mentoという会社に興味を持ってくださった方