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就職活動時の話(後編):子育てしながら出世を目論んだ41歳元銀行員が鞭打つあまりに昏睡状態に陥り危うく人生を詰みそうになったけどなぜか今フリーランスでうまくいっている話

前回(全編)↓の続きです。

カナダから帰ってきて就職活動に遅れをとった私に落ち込む時間はありません。
「おーし、次だ次だ。」

けど、次はありませんでした。
当時の沖縄で大手企業といったら数えるほどしかなく
私に至っては沖縄電力、琉球銀行、沖縄銀行ぐらいしかイメージもわかなかったのですが、その全てのエントリー期間(というもの。未だにはっきりわからず)が過ぎていたんです。

「どうしよう・・・。」
流石の私も青ざめました。
もう就職浪人かな・・。大学に残ろうかな。いや、とりあえずアルバイトしながら公務員かな、など色々なことを思いました。

色々想いを馳せた後、再度、エントリー期間が目に止まりました。

まだ2日しか過ぎて無いな。

出典 過去の私

驚くべきことに
通常であれば「もう過ぎてる。だめだ。」となるところを
私は「まだ2日しか過ぎて無いな。」と怖いぐらい前向きに捉えることに成功していたんです。

そして、通常であれば
いやいや、流石に期限も守れないなんて失礼なやつとしか思われないでしょ。その時点でだめだよ。と思うはずですが(一応思いましたが)
ドラクエ4でも「にげる」コマンドを多用しラスポスも逃げる8回を愛用するなど、こと「にげる」ことに長けていた私はその思考まで染まっていたようで、以下のことを追加で脳内補足しました。

人事担当者も人間だから、エントリーシートに目を通し終えてないはず。それどころか、明日から着手するかも。まだいける。

出典 過去の私

そして、ここから私の快進撃が始まったのでした。(続く)

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