見出し画像

睡眠障害と看護師不信 : 9月

こんにちは、ヨギーです。
入院して4ヶ月になった9月、まだ閉鎖病棟にいます。
入院生活は慣れたというか、とにかく1ヶ月のうち3週間は不安焦燥感泣きながら家族に電話といった日々で周りの環境にかまっている余裕はありませんでした。
ただ入院して安心できたことは、先生がすぐそばにいてくださることと、家事や子育てを一切することなく、調子が悪いときは無理して何かをせず横になることができたことです。
A先生は毎日診察で来てくれますし毎日付き添いで院内外出して散歩してました。O先生も定期的に顔を出してくれて、A先生がいないときは代わりにO先生が一緒に散歩してくれて話を聞いてくれました。

8月末にラミクタールを300mgまで増量して、1週間半は気分的にもフラットな時期を保てました。
フラット?うーん、でも、A先生からしたら軽躁だと言われました。
確かに中途覚醒、2時間ほどしか眠れなかったのに元気だということもありました。

そこからまたうつ転。。さらにラミクタールを400mgまで増量しましたが、病状は改善しませんでした。
そんな状況の中なぜか外泊に。
ここは頑張らなくてもよかったところですね。

この時期から睡眠障害が始まりました。ラミクタールを増量した影響があるのかもしれません。
ベルソムラの内服が開始になりましたが熟眠できないので、トラゾドンが開始になりました。トラゾドンは睡眠を深くしてくれる効果があるとともに、抗うつ薬の作用もあります。故に躁転注意です。
2種類のお薬を使っても睡眠障害が改善せず、3日間眠れないことがありました。
動悸と気持ち悪さでおかしくなりそうになり、その時は3連休だったのでA先生もO先生も不在。当直に相談し動悸止めのインデラルを処方してもらいましたが効果もなくつらいまま。
すがる思いでナースステーションにいた看護師さんに事情を説明し、今日だけでもしのげればいいから、なんとか薬や点滴などを使って眠らせてもらえないかと訴えましたが、そのときに言われた言葉。

「眠れなくても死ぬ人いないから」

そういってステーションのドアを閉めて、楽しそうに他の看護師さんと話して笑っていました。
ヨギーが同じ病院で勤務している看護師と知っての対応です。不眠時に使える薬が他にもあることは知っているから、だから相談したのにこの対応。

結局連休明けO先生が来てくれてクエチアピンを新しく開始したのですが、そのおかげで再び眠れるようになりました。
私がこの大学病院の精神科の看護師さんを信用しない理由はこれです。
ヨギーが看護師であるがゆえに、看護師さんを見る目が厳しいこともあると思いますが、あの時は3日間眠れなくて本当におかしくなりそうだった。
その状況を死なないからokと言われたあの対応。
悲しくて絶望で、もう二度と頼らないと思いました。

医師でも看護師でも、もちろん相性はあります。
人間ですから。
よくどの病院がいいか、どの先生がいいかとも質問されることがあるのですが、ヨギーが医療者を見るポイントは3つ。

・カルテやパソコンばかりではなく、患者さんの顔を見て話をしてくれること
・必要な診察時間にきちんと時間を割いてくれること(通院精神療法30分未満の加算であれば5分診療で話を聞いてもらえず薬だけ処方されて終わりということも実際相談を受けたことがあります)
・何より、この医療者には安心して任せることができる、自分のことを話してもいいと思える ← ここ一番大事

あまりいい印象ではない精神科の看護師さんのことを書いてしまいましたが、そういった方だけでは決してありませんのでご安心を。
中には精神科の看護師さんに救われたという声も聞きますので、皆さんが関わっている看護師さんがそうであるように願います。

いつもお読みいただきありがとうございます。


いいなと思ったら応援しよう!