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勘を働かせろ 善人と悪人を見分けよ 悪の政治を否定せよ

フロスト警部ものの小説で主人公の警部はしばしば勘を働かせます。
と言っても彼は敏腕警部というわけでなく、行動力と経験と推理と勘の人で、勘は当てにならないこともあります。
概ねいい奴なのですが、部下からも上司からも頼りないと思われています。
しかし彼の情熱は、被害者への想いと、犯人を挙げてやりたいということにあります。

彼は自分の昇進や手柄を顕示したいのではなく、純粋に被害者を救いたいために犯人を検挙するのです。
その際、彼は勘に頼ることもあるというわけです。

私は政治家がテレビに出たりするとチャンネルを変えたくなります。
オーラなのか、すぐにこいつは悪人だと分かります。不快にならない人もいますが、見るだけで不快に成る人は
・傲慢
・横柄
・裏で悪を働いている
などで、

明らかに国民のためではなく、自分の地位と名誉と金のためというのが分かります。
そして非常に多くの政治屋たちがこれです。

ネット上には安倍政権以来、自民党擁護の書き込みが増えました。
それ以前にはあまりネットが発達していなかったということもありますが、まず、政治を支持するなどという現象は起きませんでした。
みんな暗黙の内に政治というのが汚いものであと分かっていたからです。

黒沢の「悪い奴ほどよく眠る」などもそれを描いています。
松本清張の小説もそうです。

しかしネットの時代になり、自民党の雇った工作員たちが擁護の書き込みをするとそれにつられる人々が現れ始めたのです。

彼らは自分の「目」で見ることが出来ない人たちです。
本来なら、うさんくさいと分かるはずなのです。

詐欺や犯罪グループの応募に応じてしまう人たちがいると言います。
最初は「詐欺」とか「犯罪」ともちろん、犯人側は言わないわけです。うまい儲け話があるともちかけるわけです。
それでも引っかかる人たちが先のフィリピンからの一連の強盗殺人事件の加害者になったわけです。

政治もそうです。
自分で見極めて、善悪の判断をしないと、国を売ることになり、国を傾かせることになり、それは税金や何かで自分自身に返って来るのです。

自分には関係のないことと、20、30年前に社員を切り捨てた大企業。その後、日本は東芝やシャープを身売りすることになりました。ソニーは実質アメリカ株なのでアメリカの企業だそうです。
白物家電メーカーが潰れるなど、自分たちの利益だけを追求した先見の明のない、情けのない人たちが起こしたことです。

そのように先見の明がないと、善悪を見極めることが出来ないと、
政治というものを見極めることが出来ないのでしょうか。

自民党が良くて野党が悪いという暗示に従っていても日本は良くなりません。

「自民党は最悪だけど野党はもっと悪い」
としたら新しい政党や政治家を選ぶべきで、
野党と与党しかないのなら、与党=自民党の一党独裁を止め、政権交代を繰り返した方が競争が生まれ健全な政治に近づくと私は思います。
健全にはならないかもしれないけれど、一党独裁よりはマシでしょう。

イエスキリストは当時、人々に摂理を教え、病者を癒し、奇跡を起こしていましたが、
それだけではありません。政治を批判していたのです。

当時イスラエルは、祭司たちが宗教と政治、警官の役を務めており、彼らは甚だしい不正をしていたのです。
例えば、「律法にあるから」と(これは比喩で書かれたものだったのだが)彼らは日常的につまらない罪の人たちを処刑にしていたのです。

ちなみに当時の祭司制度は2つに分かれており、大神殿を司るサドカイ派と町の公会堂を司るファリサイ派に分かれていました。

するとイエスがサドカイを批判するのを見て、ファリサイがイエスを褒めます。
しかしイエスは「あなたがたファリサイも邪悪だ」とたしなめるのです。

そして批判されると律法学者たち、ファリサイは怒ります。
しかし考えてみてください。
イエスは別に批判のための批判をしていたのではなく、酷い政治を直したかったのです。そして律法学者たちに理解してもらい変わってもらいたかったというわけなのです。

今の政治、与党も野党も変わるべきです。
ネットの書き込みに惑わされる人たちも。
どの政党なども支持せずに、変化を求めるべきです。
アメリカもどの国も変わるべきです。

特に日本では与党を支持する人たちはニュートラルになるべきなのです。

ずっと同じ政権を続けるのではなく
松本清張のように政治などどれも邪悪だと理解した上で、政権交代を繰り返した方が競争が生まれ世が改善される可能性は高くなると思います。



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